私は、以前までは、アトピーの治療に関して
ステロイドを使うことは極力避けたかった人間だ。
反対派と言った方が正しいのかもしれない。

23歳頃に再発してた時も、最初はステロイドを使ってみてたものの
あまりの効果と、巷で言われている副作用が恐ろしくなり
使用するのを止めた。

また、使用している間は効果があるけど
使用を中止するとすぐに元に戻るので
根本的な解決にはならないと思った。

私は生まれつきアトピー持ちだったが
子供の頃はステロイド治療はしていなかった。
(親の記憶では。あと私の物心ついてからの記憶でもステロイドらしきものは使ってなかったと思う)
たぶん、アトピーの中でも、そこまで酷い方ではなかった。
私の親も、ステロイドを使うことは避けたかったようだし
また子供の頃は、よっぽどでなければステロイドは使用しなくても済んだりする。
多くの子は、そのうち(遅くても思春期頃までには)体の免疫が強くなって
アトピーは改善されていくらしい。
(ただし中にはどうしても改善されずに大人になる子もいる)
ちなみに、私も10歳頃に自然に、アトピーの症状は良くなった。

だから、私が23歳頃のアトピーで、皮膚科の先生から
「20歳過ぎてから再発したアトピーは治らない。良くすることはできるけど」
と言われたのは
20歳を過ぎたら、これ以上体の免疫を強くすることはできないからではないかと思う。
逆に衰える方には向かうけれど。

けれど、アトピーが再発したり悪化するのにはやはり原因があって
環境、ストレス、精神的な問題、体調を崩して一時的に免疫力が落ちたことだったり、食生活が原因だったり。
そういった、原因や問題を解決させればアトピーは治る。


数年前のアトピーは、時間はかかったけど、主に食事の改善で治った。

冒頭に書いたように、ステロイドの使用は中止した。
そして、できるだけ自然なもので治していくように心掛けた。


でも今現在は、状況によってはステロイドを使用することも必要なんじゃないかと
割と肯定的になってきた。

アトピーって、症状の出方によっては
日常生活や仕事さえも困難になるし、夜も安眠できないと思う。

乾燥系のアトピーなんて悲惨なもので
どんなにどんなに保湿をしても、すぐにまた乾燥してしまうのだ。
まるで、体の中の奥から乾燥しているように。

(ちなみに私は、子供の頃のアトピーは全く乾燥はしていなかったけど、大人になってから出てきたアトピーは非常に乾燥されたもので参った)

そういう酷いアトピーには、やはりステロイドは使用した方が良いと思うし
ステロイドの使用によって、痕が残ることも防げると思う。

副作用に関しては、確かに長期の連続使用によっては出るし
ステロイドを塗ってる部分は免疫力が落ちたり
使用期間が長いと離脱症状も出るらしいので、そこは慎重になるけど
巷で言われているステロイドの副作用(ネットで検索すると出てくる)は
大げさなものもあるし、捏造されたものも多い。

ステロイド外用薬について否定意見は多いけれど
弱めのステロイドなら、薬局で売っている虫さされの薬にも入ってたりするし
また、皮膚科以外でも口内炎の薬などにも使用されていたりするので
割と思っていたよりも世の中で使われているらしい。

ステロイドは内服薬の場合は、確かに副作用も大きいらしいが
皮膚に塗る外用薬の場合は、そこまで恐ろしいものではない。
(もちろん、使用方法をきちんと守った上での話)

ただ、気持ちの問題というものもあるので
ステロイドを使用することにどうしても不安がある人や、また不安がある時は
使用しない方が良いのではないかと思う。


で、こう書いている私は
ステロイドは状況によっては必要な薬だと思うようになったけど
できれば依存することはなく、できれば薬は使わずにいたいというのが本音だ。

あと、顔の使用に関しては
塗った箇所はニキビが出来やすくなったり、赤くなったりしやすいので
すごく酷い時以外は、できるだけ使用を控えたい。
(一応、そのために副作用の少ないといわれているプロトピックがあるし
ステロイドである程度症状が落ち着いたら、顔はプロトピックに切り替えた方が良いと思うが
プロトピックは外用してから紫外線に当たってはいけないので、夜だけの使用にしたい)


再三言うけれど
ステロイドはアトピーの根本的な解決にはならない。

原因を探って、精神的、あるいは体質的な改善を心掛けていくことが大切だと思う。