今にして思えば全てが愚の骨頂に何も相違無く
信じる心の無意味さを味わえどソレは限りなく無味
順風満帆にも見えた…泥に塗れているとも知らず
幸の温もりに浮かれてた…冷めた澱みに沈むとも知らず

欺くか欺かれるか…二つに一つが現世を映す性か

痛いよ…痛いよ…
骨が軋む音に混ざる悲鳴が獄炎にかき消されていく
気付いて…気付いて…
「ワタシ」はここにいる…涙の溶けたソレが語る妖語

嘆く「ワタシ」を眺めては喉を鳴らしている「アナタ」
歪に笑う面を被るソレを「アタシ」だと知ってか
一つ二つと進む刻…化けの皮を剥がれたのは
「ワタシ」でも「アタシ」でもなく信じていた「アナタ」でした

欺くか欺かれるか…二つに一つの現
「アレもコレも全てが勘違いだった」と刻まれて行く中で思い知りました

暗いよ…暗いよ…
重ね過ぎた朱が奪い去った…光も影も…何もかも…
助けて…助けて…
上の空の「アナタ」 舌舐りが最後に見せてくれた景色

痛いよ…痛いよ…
骨が軋む音に混ざる悲鳴が獄炎にかき消されていく
気付いて…気付いて…
「ワタシ」はここにいる…涙の溶けたソレが語る妖語

今にして思えば全てが愚の骨頂に何も相違無く
信じる心の無意味さを味わえどソレは限りなく無味
馬鹿故に化かされていても、認められぬは絵空事
骨も残らぬお粗末様 無味に終わる


作詞:酒井参輝
作曲:酒井参輝
編曲:酒井参輝

ほぅら 御出ませ

鬼さん此方 手の鳴る方へ

さぁさ 御覧あれ

色は匂へと 散りぬるを


ほぅら 御行きませ

鬼さん彼方 気の向く侭に

さぁさ 御緩りと

何方に堕としませうか


あれよあれよ落つるは(果つる底無きの)

空、狂、転りと(井底)

綾なす意図は(抓まんで候)

するり 引き落とし


―アヤトリ―


花弁 散ラ 血らリ

からくれなゐ淫り染めにし 二藍

しとど濡つ蜜に溺るゝ眩暈

貴方に囁くのです


「ゆぅらり、と」


ほぅら 御逃げませ

鬼さん其方 傀儡が故に

さぁさ 案内しませうか

浅き夢見し 酔ひもせす


あれよあれよ縺るは(雁字に搦みし)

指、首、足へと(綾糸)

引き千切るやう(手繰りて候)

ぎりり 狐を描く


―ユビキリ―


「あらら、もう…」


散ひて咲ひた艶の花

嫋かに絡み付き 露

腐れて涸るゝ頃には

潮時と相成りませうか


「御生憎様」



作詞:黒崎眞弥

作曲:九条武政

編曲:九条武政




水鏡 映る姿 哀れ…若しくは滑稽か
晒すのは 巡々る 己が欲の末路なりて

幾度となく繰り返す仏の祈り虚しく
刺され、焼かれ、その命は 行方を知るはせせらぎか

拍手喝采 拍手喝采
絶賛 歓喜 阿鼻叫喚

拍手喝采 拍手喝采
茫然自失の中で

拍手喝采 拍手喝采
絶賛 歓喜 阿鼻叫喚

拍手喝采 拍手喝采
躊躇の無い怨嗟

闇に溶けて消え行く懺悔

心の淵…感じていた 罪悪感と静かな絶叫

幾度となく繰り返す 仏の祈り遮る
濁流の様な笑い声は 命流す夢幻

闇に溶けて消え行く懺悔

「南無阿弥陀仏」


作詞:酒井参輝
作曲:酒井参輝
編曲:酒井参輝