☆1問1答の勉強法

 
前回の記事では、1問1答をただ1周するだけでは無意味としました。
 
早速、効率的な取り組み方をご紹介します。
 

スタート

 

①まず1科目をざっとやる。右ページを赤シートで隠しながら左のページの問題を見て・・という風に。◯か×か確認して、答のところにある短い解説をざっと眺めて「そうなんだ〜」くらいで大丈夫。どんどん進めましょう。私は20分の通勤時間で25~30問くらい(8ページ~10ページくらい)進めていました。

 

②1日20分でも2日3日あれば1科目目が終わります。そうしたら、もう一度その科目を最初からやり直してください(2周目)。「この問題見たことあるなー」という感覚になればOK。

 

ただし、取り組み方が変わります。

 

今回は◯か×かをその薄い記憶を頼りに考えて、正解を目指してください。そして、合ってても間違ってても、必ず解答の解説まで目を通してください。

そして、見開き1ページが終わったら、もう一度そのページを上からやり直してください。解説をみたばかりだから、今回は◯か✖️か正答できるはずです。間違えた(もしくはわからなかった、自信なかった)問題のみ解説を読みましょう。

③このやり方で1科目目が終わったら、2科目目に取り掛かりながらもう一度1科目目(3周目)をやり直します。2科目目は1周目なのでざっと目を通す感じ、1科目目は必ず正解できると思って取り組みましょう。私は10分1科目目、10分2科目目という感じで取り組みました。3周目は、解説までわかる(間違っている箇所までわかる)ようになるまでそのページを繰り返してください。2周目で既にそう取り組んでいるので、あまり時間はかからないと思います。
 
④これで1科目目を3周まわしたことになります。そうしたら、1問1答は同じように進めていき、1科目目(3周終わった科目)のみ問題集に取り組んでみましょう。
問題集は、「科目別」になっているのを選んでください。
問題集を開くと、大体3割くらいは既に聞いたことのある言葉が出てきています。1問1答をやっていた成果です。
 
問題集の取り組み方ですが、1周目から「本番と同じ」だと思って、わからない問題でも自分なりに考察してみて選んでみてください。2問〜3問ごとに解答と照らし合わせて、1問1問しっかり解説も読んでいってください(暗記する必要はありません)。
 
そして、10問ごとに「何問正解してたか」を確認しながら進めてみてください。
やってみるとわかりますが、わからなかった問題も含めて既に5問〜7問くらい正解していると思います。つまり、1問1答をやれば既に合格ライン付近に到達しているのです。問題集に取り組むことにより、70%以上は安定して取れるようになると思います。
 
ちなみにこの勉強法で、1問1答については2ヶ月あれば確実に9科目取り組むことができます。ただ、私の場合は中だるみの時期(2ヶ月で・・)があったりして半分くらいしか取り組むことができませんでした。問題集も試験前1週間くらいでようやく「保育の心理学」のみやってみただけ・・
 
そんなでも、記念受験で9科目中8科目取れましたので、上記の勉強法をきちっと集中的に取り組めば確実に突破できるでしょう。
 
正直、2ヶ月程度このやり方を毎日続けられれば記念受験の必要もなく1回で突破もできると思います。2回も受けたくないという方はこの方法で良いです。
ただ、9科目も勉強するのは面倒な方は、1回目は無勉強で科目免除取れればラッキーというプランで取り組むことをお勧めします。
 
とにかく、分厚い参考書や試験対策講座に高いお金を払うのは、「お金」と「時間」の無駄であることを知っておいて頂ければ幸いです。