青いエアメール
ミュージック・ラヴァーズという番組になんと生で松任谷由実がゲストライブしてた。
吉田拓朗がなんくせつけて以来、この手のアーティストはテレビと言うメディアは黙殺されてきたのだが。
なにがいいたいかは、あの、ユーミンが、NHKの特番でもない民放にライブで出たことが四半世紀前には考えられなかったことだ。
ユーミンの魅力はその圧倒的なライブにある。派手な演出、ハリウッド並みの特殊技術、すべてユーミンが始めたこと。時代はスタジアム・ロックという巨大コンサートが主流。エマーソン・レイク&パーマーはコンサートの機材運ぶのに巨大トレーラー3台走らせていたころである。
ユーミンで小さい箱はありえない、という思いの中、番組を見る。そこでユーミンは、青いエアメール、を歌った。年齢から来る悪声はしょうがないとして、見事なショーケースだった。規模はどうであれ、この人の魅力はライブであると再確認。
あと、トークのときのBGM。スティーヴィー・ワンダーのGoldenladyはまだ分かる。でもリリー・アレンのSmileは!仮にだよ、これがユーミンの歌声のカバーだとしたら!この人の時代感覚は我々の想像もつかないほど鋭敏だ!100年に一人のミュージシャン、松任谷由実はまだまだ老けてない!
エヴァンジェリスト
黒人差別は奴隷解放から始まった。
奴隷と言う枠組みから外された黒人はいる場所がなく、ここで初めて、差別、を受ける。
差別された黒人コミュニティでブルーズマンは一人ギター片手にそのあいまいな基盤を歌う。
アコギ一本で説教するブルーズマンをエヴァンジェリスト呼ぶ。
では現代のエヴァンジェリストは?サグなライフを地で行くラッパー?
1998年、日本に一人のエヴァンジェリストが現れた。彼女は若い世代が持つコトバにできない不満、不安を彼女一流の感性で歌にした。彼女は、To Be、で自分自身が壊れかけた時計とあいまいになるほどの存在だ、と歌った。誰もが気付いてること、気付きたくはないことを彼女はすこし離れた立ち居地から問いかけた。そう、彼女、浜崎あゆみは預言者であり煽動者。世紀末、行くべきところを見失った若者に方向を示してくれた天使、もしくは悪魔か?

