日産のチーフビークルエンジニアである長谷川聡さんは、フラッグシップセダンで、Yが将来購入するであろう車No.2、FUGAの開発者インタビューで、自分の仕事について語った。
ちなみにNo.1は復活するらしい日産の最高級セダン「CIMA」
なんとかして800万を10年以内に・・・
--------------
クレイモデラーやテストドライバーのような職人が生み出したものを科学的裏付けを取って、製品として磨きをかけていく、それが私の仕事です。
彼らの表現したことを理解して、理論に落としこみ、コンピューターや工作機械を使って具体的な部品にする。
エンジニアだから、クルマの中で起こる現象を理論で説明できるようにしたい、でも彼らだけがなせる部分がある。
(抜粋・要約)
---------------
パソコンで絵を描きたいなら、最近は画面上で絵の具のパレットを使える。好きな状態になるまで混ぜてくれればいい。
その混ぜた絵の具だが、その描画ソフトは、ユーザーの操作(=感性)を読み込み、それをRGB、つまり、赤・緑・青と彩度・明度をそれぞれ256段階で表して(=理論)、はじめて画面に色が出てくる。
劇には、監督が居て、演出がいて、役者がいる、彼らの感性が劇を創るわけですが、感性だけが全てを操れない。
悲しさを表現するならば、それを姿であらわすと同時に、相応の言葉を発し、相応の音響と照明をつけるし、場合によっては小道具も使う。
調光器は「悲しい」感情を汲み取りはしません、「理論」に変換してやる必要があります。
悲しいなら、暖色をここまで弱め、寒色をここまで強くする、みたいな。
さて、去年のどっかの裁判所っぽい照明とは訳が違い、ことしはいろんな表現があります。
一番本気を出して取り組んだのが、一人が部隊を全滅させるシーンで使う「激しい点滅」です。
--------------------
―――Googleは、何も教えてくれなかった。―――
主役からの注文で検討に入ったものですが、もちろん点滅は勝手にしてくれません。
点滅するのは、点滅する「理論」が必要でした。
分からないことはとりあえずググればいいのですが、残念ながら、そんな情報はありませんでした。
プロの照明の世界では、どうやら当たり前のようですが、私はプロではありません。
残念ながら、電球点滅に取り組んだプロでない先人はあまりいないようです。
早速絶望の淵に立たされました。
―――使えそうなもの、それを使えるようにするもの―――
調光キットを買いに行ったとき、そのキットの隣にSSR(ソリッドステートリレー)キットというものがありました。
こいつはどうやら、「数Vの直流電流が入ると、100Vの交流電流のスイッチを開く」装置のようでした。
記憶の隅に入れて置きました、「そういう装置もある」と。
千葉工大のOCがありました。
PIC(マイコン)基板の製作体験で、LEDを交互に点滅させるキット的なものがあって、なかなかシンプルでしたが、
LEDの電源は3V、これが交互に来てくれるなら、それほど使えるものはない、と思いました。
「LEDの回路をSSRの作動するきっかけにして、SSRを電球に繋げば、交互点滅が実現する!」

点滅照明の頭脳、「12F629」
―――空論と現実―――
製作している過程で、信号の短絡(流出)が発見されたり、電流不足でSSRが作動しなかったり、やっぱり前途多難でありましたが、ダイオードで防護する、カーボン抵抗を取り払うなどの対策を施し、なんとか完成までもっていきました。

The light decorator AYA
電気を操り、
光を綾取り、
舞台を彩る
スイッチを入れると、あとはICに任せるだけ、勝手に点滅動作をします。
-----------------------
◆仕様
全体概要
全体入力:500W
第一系統:300W
第二系統:300W
ヒューズ定格:125V10A
調光部
入力:500W
調光方式:トライアックによる導通角制御
・・・とかっこつけるようだけど、学校の調光器と一緒の仕組み
SSR部
第一系統・第二系統共通
入力:300W
制御方式:フォトトライアックによるゼロクロス制御
全BTA-24トライアックに小型放熱器取りつけ
スイッチ部
点燈回路
単三電池x3
逆流防止ダイオード取り付け
点滅回路
PIC電源:単三電池x3
出力:4.5V 25~75mA
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こんなのはどうでもいいとして、肝心なのは動作!!

最大出力で点燈する右側100W電球と、電源を切られ、消えかかっている左側150Wビームランプ
電子部品の製作ってのは、方程式を立てているようなものだと思う。
いや、もっと難しい、関数を組み合わせた方程式。
一つの数字が、沢山の関数をくぐって、初めて答えがでてくる。
最初に動作実験をしたとき、自分の立てた解の答えあわせをしているような感覚だった。
つづく
ちなみにNo.1は復活するらしい日産の最高級セダン「CIMA」
なんとかして800万を10年以内に・・・
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クレイモデラーやテストドライバーのような職人が生み出したものを科学的裏付けを取って、製品として磨きをかけていく、それが私の仕事です。
彼らの表現したことを理解して、理論に落としこみ、コンピューターや工作機械を使って具体的な部品にする。
エンジニアだから、クルマの中で起こる現象を理論で説明できるようにしたい、でも彼らだけがなせる部分がある。
(抜粋・要約)
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パソコンで絵を描きたいなら、最近は画面上で絵の具のパレットを使える。好きな状態になるまで混ぜてくれればいい。
その混ぜた絵の具だが、その描画ソフトは、ユーザーの操作(=感性)を読み込み、それをRGB、つまり、赤・緑・青と彩度・明度をそれぞれ256段階で表して(=理論)、はじめて画面に色が出てくる。
劇には、監督が居て、演出がいて、役者がいる、彼らの感性が劇を創るわけですが、感性だけが全てを操れない。
悲しさを表現するならば、それを姿であらわすと同時に、相応の言葉を発し、相応の音響と照明をつけるし、場合によっては小道具も使う。
調光器は「悲しい」感情を汲み取りはしません、「理論」に変換してやる必要があります。
悲しいなら、暖色をここまで弱め、寒色をここまで強くする、みたいな。
さて、去年のどっかの裁判所っぽい照明とは訳が違い、ことしはいろんな表現があります。
一番本気を出して取り組んだのが、一人が部隊を全滅させるシーンで使う「激しい点滅」です。
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―――Googleは、何も教えてくれなかった。―――
主役からの注文で検討に入ったものですが、もちろん点滅は勝手にしてくれません。
点滅するのは、点滅する「理論」が必要でした。
分からないことはとりあえずググればいいのですが、残念ながら、そんな情報はありませんでした。
プロの照明の世界では、どうやら当たり前のようですが、私はプロではありません。
残念ながら、電球点滅に取り組んだプロでない先人はあまりいないようです。
早速絶望の淵に立たされました。
―――使えそうなもの、それを使えるようにするもの―――
調光キットを買いに行ったとき、そのキットの隣にSSR(ソリッドステートリレー)キットというものがありました。
こいつはどうやら、「数Vの直流電流が入ると、100Vの交流電流のスイッチを開く」装置のようでした。
記憶の隅に入れて置きました、「そういう装置もある」と。
千葉工大のOCがありました。
PIC(マイコン)基板の製作体験で、LEDを交互に点滅させるキット的なものがあって、なかなかシンプルでしたが、
LEDの電源は3V、これが交互に来てくれるなら、それほど使えるものはない、と思いました。
「LEDの回路をSSRの作動するきっかけにして、SSRを電球に繋げば、交互点滅が実現する!」

点滅照明の頭脳、「12F629」
―――空論と現実―――
製作している過程で、信号の短絡(流出)が発見されたり、電流不足でSSRが作動しなかったり、やっぱり前途多難でありましたが、ダイオードで防護する、カーボン抵抗を取り払うなどの対策を施し、なんとか完成までもっていきました。

The light decorator AYA
電気を操り、
光を綾取り、
舞台を彩る
スイッチを入れると、あとはICに任せるだけ、勝手に点滅動作をします。
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◆仕様
全体概要
全体入力:500W
第一系統:300W
第二系統:300W
ヒューズ定格:125V10A
調光部
入力:500W
調光方式:トライアックによる導通角制御
・・・とかっこつけるようだけど、学校の調光器と一緒の仕組み
SSR部
第一系統・第二系統共通
入力:300W
制御方式:フォトトライアックによるゼロクロス制御
全BTA-24トライアックに小型放熱器取りつけ
スイッチ部
点燈回路
単三電池x3
逆流防止ダイオード取り付け
点滅回路
PIC電源:単三電池x3
出力:4.5V 25~75mA
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こんなのはどうでもいいとして、肝心なのは動作!!

最大出力で点燈する右側100W電球と、電源を切られ、消えかかっている左側150Wビームランプ
電子部品の製作ってのは、方程式を立てているようなものだと思う。
いや、もっと難しい、関数を組み合わせた方程式。
一つの数字が、沢山の関数をくぐって、初めて答えがでてくる。
最初に動作実験をしたとき、自分の立てた解の答えあわせをしているような感覚だった。
つづく











