◼️Ferrari(2024)
フェラーリ社(1947)の創設者Enzo Ferrari (1898-1988)の物語り
物語りは、彼の私生活と1957年にイタリアで開催されたMille Migliaレース(1000マイル)の模様が、展開される。
Mille Migliaレースは、1927年から開催され、当時イタリアには、常設サーキットも少なくFIA公認の国内イベントだった。
劇中では、このレースの模様が展開される。情景としては、美ヶ原高原のような綺麗なコースもあれば、箱根の山道のような狭い街道のタイトなコースもある。劇中でのエンジン音がたまらなくいい。
このレースには、フェラーリのイメージカラーであるレッドのマシンが5台ノミネートされる。ライバルは、同じイタリア車のマセラティ
コースは、イタリア半島の北に位置するBresciaをスタートし、半島を右回りに南下してローマから北上し、スタート地点のBresciaがゴール地点でもある。
恐らくBologna(ボローニャ)の辺りが、美ヶ原高原のような所で、この情景を観ているだけで、美しい。
主演のEnzo Ferrariを演じるAdam Driver(1963生)は、イタリン・スーツが似合う経営者であり、エンジニアでもある。
アルファロメオ(伊)では、テストドライバーだった事もあり、チームドライバーに対しては、特に厳しい。
例えば、「レーサーというものは、誰もが自分は死なないと信じている」
「勝つために走れ、プレーキーは忘れろ」と檄を飛ばす。
フェラーリは、少量生産のみを行うビジネススタイルで、レースに出るための資金源としてクルマを販売していた。劇中では、当時の販売台数は、90台だった。経営難により1969にファアットの傘下に入る。
映画のラストシーンが、ゴットファーザーを彷彿させる。
