あいにくと原作は読んでいないが、映画でこれだけ面白いのだから漫画はもっと面白いのだろう。
中国のハゲタカのシーンは赤いフィルタ、日本のハゲタカのシーンは青いフィルタで画面を色分けしているところや、画面構成なんかが映画用にきっちり作ってある。
さらに、いい役者を揃えているので、邦画にありがちな「テレビで見れば充分な学芸会崩れ」とは一線を画す出来。
惜しいのは、後半にそりゃあ都合良すぎでしょ~という展開があり、そこさえきちんと練られていたら、文句なしに良い作品だったのだが。何でああなっちゃったんだろう?
そこだけが謎。