ネルソン・マンデラ本人ではなく、その側にいた看守に焦点を当てたのが
面白い着眼点だな、と。
僕らは通常、スポットライトを浴びる人にばかり目が行きがちだが、
そういう人のすぐ隣にいる人にもドラマがあるわけで、
映像企画には「視点」が重要であることを再認識。
「24」の大統領役でブレイクしたデニス・ヘイスバードが、またいい。
威厳とか誇りとか優しさとか、器の大きさを感じさせる演技ができるって、
すごいと思う。
まぁ、実話なだけに脚色の限界というものがきっとあって、
エンターテイメントとしてはいささか物足りない部分もあるが、
肌の色に限らず、「差別」の醜い構造が上手に描かれている。
日本からは遠い国のリアルとはいえ、考えさせられるものがある。
