映像制作者の映像レビュー
★★★☆☆


ネルソン・マンデラ本人ではなく、その側にいた看守に焦点を当てたのが

面白い着眼点だな、と。


僕らは通常、スポットライトを浴びる人にばかり目が行きがちだが、

そういう人のすぐ隣にいる人にもドラマがあるわけで、

映像企画には「視点」が重要であることを再認識。


「24」の大統領役でブレイクしたデニス・ヘイスバードが、またいい。

威厳とか誇りとか優しさとか、器の大きさを感じさせる演技ができるって、

すごいと思う。


まぁ、実話なだけに脚色の限界というものがきっとあって、

エンターテイメントとしてはいささか物足りない部分もあるが、

肌の色に限らず、「差別」の醜い構造が上手に描かれている。


日本からは遠い国のリアルとはいえ、考えさせられるものがある。