映像制作者の映像レビュー
★★★★★


これはヤバイ!!


シナリオは、ハリウッド王道のシステムで作られていて、

いわば「ヒネリ」もなにもない、今時逆に珍しいど真ん中ストレート。

だから展開も読めるし、結末も見えるし、とても3時間持たせられるものではない。


にもかかわらず、全く飽きずに最後まで手に汗握って見てしまったのは、

ひとえに3Dがすごいから。


このすごさは、幾ら言葉で説明しようとも、完全には伝わらないだろう。

とにかく、見てくれ、としか言いようがない。


3Dの臨場感は、正に「バーチャルリアリティ」として、観客を包み込む

結果、映像の世界はあっという間にリアリティを獲得し、

登場人物にいつの間にか感情移入し、シナリオに没頭させるのだ。


このブログでも何度か触れているように、

家のテレビが高画質大画面になって、DVDリリースまでの

スピードが短くなった結果、「わざわざ映画館に見に行く理由」が、

どんどん希薄になっていった。


その「理由」として、3Dは一筋の光明を映画産業に射しこんだ。


映画が「鑑賞」するものから「体験」するものへ変わった、

その意味でエポックメイキング的な作品。

映画新世紀が始まった。