これはヤバイ!!
シナリオは、ハリウッド王道のシステムで作られていて、
いわば「ヒネリ」もなにもない、今時逆に珍しいど真ん中ストレート。
だから展開も読めるし、結末も見えるし、とても3時間持たせられるものではない。
にもかかわらず、全く飽きずに最後まで手に汗握って見てしまったのは、
ひとえに3Dがすごいから。
このすごさは、幾ら言葉で説明しようとも、完全には伝わらないだろう。
とにかく、見てくれ、としか言いようがない。
3Dの臨場感は、正に「バーチャルリアリティ」として、観客を包み込む。
結果、映像の世界はあっという間にリアリティを獲得し、
登場人物にいつの間にか感情移入し、シナリオに没頭させるのだ。
このブログでも何度か触れているように、
家のテレビが高画質大画面になって、DVDリリースまでの
スピードが短くなった結果、「わざわざ映画館に見に行く理由」が、
どんどん希薄になっていった。
その「理由」として、3Dは一筋の光明を映画産業に射しこんだ。
映画が「鑑賞」するものから「体験」するものへ変わった、
その意味でエポックメイキング的な作品。
映画新世紀が始まった。
