ともだち賛歌
さて、今日は1ヶ月ほど前に下書きしておいたものですが、それなりに期待をもって映画館に赴いた映画をレビューしようと思います。(注:あくまで個人的な感想ですので、ご不快に感じられた方には最初に謝っておきます。)
「 ロビン・フッド 」 60点
『12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。』
まず、「ロビン・フッド」という題名からどのような映画を連想するだろうか?個人的にはロビン・フッドの英雄譚、冒険活劇、西洋アクション映画を連想していたのだが、実際かなり違った。この映画、全体的にほのぼのしているのである。実際アクションも少なめで、ノッティンガムで定住する中盤の展開が、非常にほのぼのと、そして長いこと。まあ史実通りと言われれば仕方がないが。その中盤を実に丁寧に描いてるくせに、後半の展開が結構雑というか、はしょりすぎ(いつ本名を皆に明かしたの?)。最大の見どころであるクライマックスの戦いも全然ドラマチックではなく、ストレートに展開するので、爽快感があまり感じられなかった。まあ、映像面にしても大画面で見る価値をあまり見いだせなかったので、DVDを待って見ても良かったかなと思う作品でした。
<視聴後のツッコミポイント>
以下、ネタばれになりますので、ネタばれを気になされる方は避けてください。
◇最後のフランスとの戦いは、始まった当初よりイギリス軍優位の状態で、何のドラマチックな展開もなく、そのままイギリス軍の勝利→フランス軍の撤退
◇イギリス軍勝利後、ジョン王そっちのけで、「ロビン・ロングスライド」コール
→まあ、ジョン王がくそ野郎すぎてってのも分かるけど。でも、ロビン、そんなに活躍してたっけかね?ジョン王の代わりに狙撃隊を率いてただけのような気が・・・・、しかも、他の皆さん命がけで闘ってる最中にヒロインとキスシーンて。
◇ロビンが最後、お尋ね者として手配される際の手配書の内容、「ロビン・ロングスライド (通称)ロビン・フッドは~」
→そういえば、ロビン・フッドてフレーズが、映画終了5分前くらいで初めて出てきた。それまでに、そのフレーズで呼ばれたシーンもなかったし。てか、何故にロビン・フッドって通称になったのだろうか?
◇ジョン王のくそ野郎っぷりには、終始イライラさせられた。(まあそういう王様だったのだろう。)ロビン・フッドの民の人気ぶりに嫉妬し、ロビンフッドを無法者としてお尋ね者にしてしまったジョン王に一泡ふかせることなく、そのまま普通に終わってしまったのも、なんかなあ。
◇エンディングミュージック中に流れる、映画のあらすじを描いた絵画調のシーン
→この映画、戦争を描いているのにびっくりするくらい血が流れるシーンが少ないので、万人向けに作られているんだなあと思っていたが、その絵画調のシーンは無駄にグロいシーンが多かったのも謎であった。