10年ぶりに彼女と再会したわけなのだが、、

 

 

 

「…ごめん、泣いて( ;∀;)、、」

 

 

 

今、テーブル越しの彼女は、

下を向いて涙をすすっている、、

 

ショッピングモール内の喫茶店に入って、

コーヒーをすすりながら数分…

彼女は、早速 泣いていた(;^^)。。

 

昔からよく泣く子ではあったのだが、

やはり、精神的に切羽詰まっていたようだ。。

 

 

結局、この後は軽い話をして、

1時間ほどで別れた。

 

 

その日からずっと、

僕の頭の中では葛藤が続く事になった。

 

 

“ 過干渉はよくない ”

“ 今はお互い関係ない ”

“ 話を聞くしか出来ない ”

 

 

 

 “ 彼女は既婚者だ ”

 

 

 

だから、

出来る範囲でサポートしてあげるしかない…と、

自分に言い聞かせたが、

けれど、そう考える一方で、

彼女からのLINEをいつも期待していた…

 

 

 

 

それから数ヶ月が過ぎる間に、

僕は、彼女と時間が合えば、直接会うようになっていた。

会う度に彼女は、僕との想い出ばなしをする。

 

「あの時は〇〇だったよねー( *´艸`)!!!」

「この時は〇〇だったよねー(*´▽`*)!!!」

 

…なんだろう、、

付き合ってた頃みたいだ(´・ω・)…と、僕は感じた。

 

彼女は僕の顔を覗き込むように、

とても甘えた笑い方をするし、

僕が忘れてしまった事もしっかり覚えていて、

楽しそうに話してくれた。

 

 

 

正直、僕にはそれが違和感だった。

けれど同時に、すごく嬉しかった…

 

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