僕の不倫相手の女性は、
「 私は “カサンドラ症候群” だと思う 」
と言う。
“カサンドラ症候群” なんて、
あまり聞きなれない言葉だった。
【カサンドラ症候群】とは、
“アスペルガー症候群(ASD)” のパートナー(家族)と生活する中で、日常的なコミュニケーションがうまくできずに「心的ストレス」を抱えてしまう状態のことを指すのだそう。
彼女の立場で言えば、
旦那さんが軽度のアスペルガー症候群。そのことによって、旦那さんとの家庭を築く上で、家事の方法やら、育児の相談など、日常的なコミュニケーションが夫婦間でうまく図れず、大きなストレスを抱え込んでしまっている、、状態という事だ。
カサンドラ症候群について深く知りたい方は、
複数の書籍も出ているようなので、調べてみてはどうだろうか。
「精神科にも通ってるけど、
あなたと話した方が、私は元気になると思って」
彼女が僕と連絡を取りたがった理由だ。
ストレスを抱えすぎると心身に影響がでるわけで、
彼女の場合は、不眠、偏頭痛、蕁麻疹、めまい、自己否定、無気力感。
再会した当初の彼女は、
すごく疲れているように見えた。
また「アスペルガー症候群(ASD)」についても調べてみてほしい。
ここで言うアスペルガー症候群は、
“軽度障害” いわゆる「大人の発達障害」「グレーゾーン」なんて呼ばれている部類のものだ。
アスペルガー症候群の特徴は、
▶ コミュニケーション能力の欠如
▶ 対人関係の問題
▶ 限定された物事への強いこだわり
だそうだ。
正直 僕自身も、
自分をグレーゾーンの人間だと思っている。
だけれど、何故だか彼女とは馬が合う。
そこにはカサンドラ症候群やアスペルガー症候群だけでは測れない、お互いの人間的な “相性” ってのも、きっとあるのだろう。
アスペの特徴、、
僕、全部あてはまるんだけどな(;´Д`)!!!!!!
ぱっと見では、
「この人、軽度の発達障害だー」
なんて事はわからない。
「こういう人なんだなー」って
“個性” でくくらる。
深く付き合ってこそ、互いを理解できる。
一緒に暮らしてみて、本当にわかっていく。
最初に「あれ?」なんて、
違和感を感じたかもしれない、
それが何年か続く中で、
最初の違和感は気のせいじゃなかった、
と知るのかもしれない。
「旦那はずっと、私の気持ちに寄り添ってくれない
この人とは一生分かり合えないんだなって思う」
誰が悪いわけでもない。
だから、我慢し続ける必要はない。
“カサンドラ症候群” の書籍
“アスペルガー症候群” の書籍