昨日、スリランカ人のお坊様達と一緒に日本へ帰国しました 帰国時の空港の状況やテロ事件時前... View this post on Instagram 昨日、スリランカ人のお坊様達と一緒に日本へ帰国しました🎌 帰国時の空港の状況やテロ事件時前からスリランカに滞在していた私の心情を記録します。 《空港前まで向かう車の渋滞だけでも+1~1.5時間はかかります。》 空港付近では、3つ4つ?レーンで(みんなイライラしていてマナーが悪い状態)既に車の渋滞が始まります。30分くらいゆっくり車を進めたところで、軍の方たちがそこから先へ進むレーンを誘導。 軍の方の目に留まれば、外国人を乗せた車や空港タクシーはいくつかのレーンの中でも優先レーンに誘導している感じもします。 途中で車を下車し、歩いて空港へ向かい人々も見かけました。 そして私達の車は、お坊様の前で帽子を外した軍の方たちに特別なレーンを誘導され、渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに空港前まで到着できました。 私もセキュリティチェックからチェックインカウンター、オーバーした荷物まで優遇され、大変、楽させていただきました。 スリランカでのお坊様に対するVIP対応はやはり凄かったです。 《現在、空港内には空港関係者及び搭乗客以外の立ち入りは出来ません。》 ・空港の建物前で一番始めのボディーチェックがあるのですが、ここでのボディータッチが一番激しかったです。 ・空港建物へ入る前に軽い質問があり、(私は質問をスルーされました)荷物検査とボディーチェックがあります。 ・両替所やお土産店が並ぶ通路を抜けると また、荷物検査とボディーチェック(軽め) (少し混雑します。) ・ようやく、各空港のチェックインカウンターへと進めます。カウンターで航空券を発券し、大きな荷物を預けた後は、出国審査があります。 ・最後に搭乗口前で手荷物検査とボディーチェック(軽め)し、飛行機へ乗り込みます。 《空港内に入ったとたん、安堵の感情が沸いてきた。》 あれだけ、厳重にチェックされて入って来たのですから 国内にいるよりも安心している感覚がありました。 《やはり、スリランカの人は優しいのである。》 カルタラの知人、友人といる時は、私は同じ市民扱いです。 今では、どこに行っても今回のテロ事件の話題になりますが、みんな悲しくもあり、実行班組織、スリランカ政府に怒りを感じています。誰一人、笑って話すようなことなんて微塵もありません。 それがカルタラから一歩離れれば、私は観光客同然。 空港内のコーヒーショップの店員さんや機内の美女のクルーに、私がスリランカ旅行業の仕事していることを伝えると、テロ後の状況を少し冗談交えながらも笑顔で話してくれました。 こんな残酷な事件。。。観光事業にとってもひどい被害 なのに、あまり外国人の私を怖がらせないように配慮して 話してくれたのは、長いことスリランカ人の中で生活している私にはすぐに気づきました。 《祈りや言霊の力は人を癒す》 帰国前にアーユルヴェーダDrジャナカと話したことがあります。 彼は普段から死者や見えない世界間にも配慮しています。 オイル作りを私達の施設でやりたいことを伝えると 施設の隣にお寺があることは、とても助けになるという。 お寺は宇宙との繋がりをもっていること、そして人々の祈りがたくさん集まる場所。そのエネルギーのパワーがアーユルヴェーダのセラピーやオイル作りに良い影響を与えるんだそうです。 そして、話は変わりますが、毎回、帰国する前は、朝からお世話になった方たちへ挨拶周りをします。お相手の足元にぬかずんで手を合わせるのです。 その際にお相手からは「ブドゥサラナイ 仏陀のご加護を」と有難い言葉をかけてくれます。 また、スリランカの空港内で高僧をお見みかけした際、失礼ながらも声をかけてご挨拶しました。最後には周りの観光客が振り向くほど、貫禄に満ちた力強いお声で「ブドゥサラナイ!スバガマン、スバガマン! 素晴らしい旅を」とのお言葉を頂き、心が震えるほど感動しました。 これほどまでに、スリランカが穏やかで平和になるようにとの祈りや「気をつけて、ブドゥサラナイ」などの言霊で癒されることはないと思うのと同時に、深く心が傷ついていたことに気づきました。 この時、Dr.ジャナカの言っていた言葉の意味を深く理解できたのです。 スリランカ国内だけでなく、世界中の人々が心の被害者です。 ニュース映像や見えるものだけに注目せず、現地の被害者、関係者の気持ちを想い、祈りや短くてもよいので言葉をかけてあげるだけでも人の心は救われる。 私はそう思います。 最後に、、、 《これからも一緒に頑張ろう。スリランカ!》 また、元気になったスリランカを必ずお届けします。 本当に、心が静まる温かい言葉をたくさん、ありがとうございます。 青山 美樹 Miki Aoyamaさん(@mikiaoyama)がシェアした投稿 - 2019年Apr月30日am2時14分PDT