霧島小夜美ss 7 | (情報系)工業高校生の日常

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これがブログと分かるまで俺は旅を続けるぜ!
先生の次回作にご期待下さい

「彩ちゃんの事ですか…」自分の中の怒りが冷え切っていく
「智也から聞いたの、もう一人の幼馴染みの事、でも居たってことしか知らないの」
「彩ちゃんは智ちゃんの前の彼女です…」そして私は話した、起きてしまったことのすべてを。

「そっか、結局私も彼も過去にとらわれすぎていた訳ね」
「…」
「ありがと、じゃあ帰ろっか」
私は静かにうなずいた

side智也

昼休みだが俺は珍しく寝なかった
俺は今、大きな問題を抱えている。
五日後の五月三日、それは最大のチャンスであり分岐点
いまだかつて類を見ない壮絶な戦い
「どーしよ、小夜美の誕生日プレゼント…」
「え~まだ決めてないの?」隣のかおるが何かほざいているが気にしない気にしない
「をい 無視するな」俺のすねに見事なローキックがさく裂する
「―――っ!!!!」
「で、まだ決めてないの?」
「で?じゃねぇ このヤロー」
「あたし今日買いに行くけど」
「ちなみに何を?」
「鍋」
「は?」
「いや、料理好きの小夜美さんのプレゼントにはぴったりかなーと」
そういえば、小夜美はこの前こそおっちょこちょいで大変な目にあったが、本来の料理の腕はかなりのものだ。
「う~んどうしよ」
「ぬいぐるみとかでいいんじゃね?」信が口を挟んできた
「大学生にもなってか?」
「でも小夜美さんだよ」
「う~んたしかに」

side小夜美
「ヘクチっ!」春風邪かな?

side智也
「でもどんなぬいぐるみにするんだ?」
「知らん」「しらない」丸投げのかおると信
その時俺の脳裏に、三度みたあの光景がよぎった
「か、かたつむり」