勇者「魔王は僕が倒す」【第02話】 | 勇者「魔王は僕が倒す」

勇者「魔王は僕が倒す」

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あれから3年の月日が経った


僕は神の加護だけを味方に旅をしていた



勇者「ふぅ…今日はこれくらいでいいか…町に戻って報酬でも受け取りに行かなきゃな…。」


城下町から少し離れた洞窟で酒場で受けた依頼である魔物の退治をしてきた

数匹の魔物の首を袋に入れ、帰路につこうとした時だった

女「きゃぁぁああぁあ!!!」

女性の叫び声が聞こえた

洞窟の奥の方からだ
僕は急いで声の方向に向かって走った

勇者「どうした!大丈夫か!?」
フードの女「すみません、手伝っていただけませんか?!」

そこにはさっき殲滅したはずの魔物が何匹もいた

勇者「まだいたのか!今助ける!」ザシュッズバッ!

手持ちの大剣で魔物を狩るが終わりが見えない
魔物が次々に湧いてくる

2人では少々辛い数だ

フードの女「少し時間稼いでください!」
勇者「?わかった!出来る限りのことはする!!」

フードの女は魔法を詠唱し始めた!

魔物「キキー!」
勇者「うるせぇ!」グシャッ
魔物「キキキー!!」
勇者「しつこいんだよ!!」ザシュッ
魔物「キキーキキキー!」
勇者「鬱陶しい!!」ズババッ!
勇者「女!まだか!?」

正直体力が辛い…

フードの女「お待たせしました!光よ!」パァ…

辺り一面に優しい光が降り注ぐ

勇者の傷が癒えていく!

魔物達「ぎゃあぁああぁ!!」

魔物はもがき苦しんでいる!

フードの女「今です、逃げましょう!」
勇者「あぁ」ダッ


ハァハァ…
勇者「やっと出口だ…」
フードの女「ありがとうございました、えっと…」
勇者「勇者だ、君は?」
フードの女「私は僧侶っていいます。まだまだ未熟ですけど」エヘッ

フードを脱ぎながら女は答えた

そこには魔法使いと瓜二つな女性がいた

僕は唖然とした

フードの女改め僧侶「どうしました?」
勇者「…あ、い、いや、なんでもない。」
僧侶「そうですか?とりあえず城下町に戻りましょうか。町に戻ったらなにかお礼をさせてください」ニコッ
勇者「いや、悪いし気にしないでくれ。」
僧侶「お礼、させてください」ニコッ

魔法使いが強要してくるときの笑顔が思い出せた
胸が締め付けられる
涙がこぼれそうになった

勇者「ん…じゃあお願いしようかな」
僧侶「はいっ♪それでは戻りましょうっ!」

僕は涙を堪えるように少し上をむいて町に向かって歩きだした

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