あの子から別れを告げられるメールの文面には、
「気持ち悪い」と書かれてあった。
元々自分の容姿に自信などまるで無かったが、
その言葉を受けて以来、自分の外形について、
恐怖に近い感情を持つようになった。
自分の外見の醜さが怖い。
それだけで周囲の人間に疎んじられてしまいそうな恐怖。
怖い。
この恐怖は挑戦意欲の類も奪い取る。
例えば、新しい物事を行おうとすれば、
新たな人に会う必要も多々在る。
その際、この顔をその人に見せねばならない。
当然ながら。
それは俺にとってはかなり怖い事になってしまっている。
そして、新たな世界に向かえない俺の世界は少しずつ狭まり、
薄暗くなり、いずれ閉じゆく。
話は変わる。
巷の書籍、ネット画像、動画、オンラインオフライン問わず、
女性の裸、痴態を収集し、閲覧する事は今やひどく容易である。
そして、そのモデルに於いて美形は全く珍しく無い。
俺はそれに対し、生理的な興奮を覚える前に、
「なぜこの人はこれほど恵まれた容姿を持ちながら、
肌を不特定多数に晒す結果になったのだろうか。」
その様な疑問をしばしば抱く事が在る。
まあ、当人にとっては死ぬほど余計なお世話だとは思うのだが、
恵まれた人がそのようなリスクを冒す事情について、
自らの事情(容姿)と対比しながら思いを馳せてしまうのだ。
俺はこんなに醜い。
この娘はこんなに綺麗。
でも、おまんことおっぱい丸出し。
なーぜー。
あー、物凄い勢いでセックスしてる。
あー、しかも顔射、はたまた口内射精。
そして、ごっくん。
さらには生中出し。
なーぜー。
その娘の立場からすれば、本当余計な詮索である。
他人の事なぞ、ほっとけ。
黙ってちんぽしごいて汁出してろボケ、って感じだろう。
するけどさ。
結局。
だって、オナニー気持ちいい。
以上の様な容姿の問題のほかにも、
色々俺の身に覆いかぶさってきた。
苦しい。
普通に苦しい。
先日書いたように、性欲が落ちない事くらいが、
殆ど唯一の救いという非常に今みっともない状態なのだが、
射精もぼちぼち飽きてきた。
欲が落ちるという事は、希望が削がれていくことにしばしば繋がる。
俺の状態はゆるやかに悪化している。
俺の状況もゆるやかに悪化している。
そして、俺の欲は削げてゆき、俺の救い、癒し、希望はゆるやかにしぼんでゆく。
絶体絶命の窮地とはまだとても言えない。
しかしながら、改善の光明も見えず、
このあたりで見切るのも一つの手なのかもしれない。
「死にたい」「死にます」の段階では無いが、
「死ぬ」事も一つの選択肢として確立するまでの段階にはきっと来ている。
レッドゾーン手前のイエローと言ったところか。
レッドゾーンの人、イエローゾーンの人、
俺でよければ話しかけてみて下さい。
俺はこういう精神状態ですので、
頭ごなしに「とりあえず生きろ」なんて無粋な事言いません。
むしろ、貴方の言い分に納得すれば、
「なるほど、じゃ僕も。」
という事すらありえるでしょう。
一つの選択肢ですからね。
俺は、なにもかも嫌いになったわけでもないけど、
この世がわりと怖い。
貴方はどう?
まだイケそう?