本日、トレイダーズFXという企業が倒産を発表した。


そもそも、このトレイダーズFXという会社は、どういう会社なのだろうか?


FXを行っている方であれば知っている方も多いのではないかと思うが、


スプレッドをゼロにするというFX業界に異変をもたらした会社である。


設立は、今年(平成20年)の3月28日。


私も正直、スプレッド差がないことから、超短期トレードを行う目的として、(というか、実際行っていたが、)


口座を持っていた。


おそらく、他の方も短期トレードに使用する目的として利用されていたのではないかと思う。


普通であれば、スプレッドと手数料がFX会社に収入として入ってくることになっているが、


スプレッド0銭、売買手数料0円では、収入がほとんどなかったのではないだろうか?


ただ、ロスカットが発生した際には手数料がかかるという、


ちょっと特有のシステムも有していた。


ただ、スプレッド0円を謳ったのは良いものの、私が知る限り、


取引数が多すぎて、スプレッド0銭というのを見たことがない。


そうしている間に、9月10日にシステムの不具合という理由で事業をいったん停止した。


その後、平成20年9月16日、


主たるカバー取引先であったリーマン・ブラザーズの民事再生手続きの関係で事業を廃止することとなった。


こんなとこにも出てきましたね。リーマン・ブラザーズビックリマーク


スプレッドが0銭でなかったにせよ、1銭を切っていたのは事実であり、


あのまま事業が起動に乗っていれば、他のFX会社にとっては脅威ではなかっただろうか?


事実、一時、月間の取り引数最大になったこともあった。


ただ、システムの脆弱性(とは言っているが、実は想定以上の取引数があったことが原因ではないだろうか?)と、


リーマン・ブラザーズの破綻と言う不運に重ねて遭遇してしまったのは痛かったと思う。


自分が企業の誕生から終わりまでを、生まれてはじめてみることとなった例であった。