今回は「インド、唄って踊る編」です。
世界で唯一、ハリウッド映画が地元の国産映画に勝てない国、
それがインドです。
そうはいっても最先端はやっぱり西洋にあって、インド映画だってそこ
には敏感に反応しているのですが、頑張って最先端を取り入れてみても、
最後はカレー味の闇鍋に終わる、それがインド映画の魅力ですね。
そんなインド映画の元気は、逆にハリウッドに影響を与えていて、インド
人を主人公にしたり、インドを舞台にした映画が多数作られています。
今日はそんな中から、インド映画へのとびきりのオマージュをご紹介します。
「踊るマハラジャ★NYへ行く」(原題 The Guru)
(あらすじ ネタバレあり)
インド映画よりハリウッド映画が好きだった少年が念願の渡米、映画出演を
果たすのだが、間違ってポルノ映画に出演してしまう。 しかも、共演したポ
ルノ女優に恋をしてしまうのだが、彼女は既に婚約者がいた。 一方、ちょっ
とした誤解が元で、スピリチュアル系の導師に祭り上げられる主人公。 彼女
のことを忘れられず、自分の気持ちを訴えるが、彼女の婚約者はホモなので
あった。
何を言っているのか分からないと思いますが、上に書いた通りの
思いっきり変な映画で、とにかく無駄に元気。 何かに悩んで落ち込んでいる
貴方。 ハリウッドが作ったボリウッド風味の闇鍋で、嫌なことなんか忘れて
みては如何でしょうか。
Youtube にハイライトが上がっています。 私も大好きな場面です。