ハリウッドからボリウッドへのラブレター | アルプスの谷 1641

アルプスの谷 1641

1641年、マレドという街で何が起こり、その事件に関係した人々が、その後、どのような運命を辿ったのか。-その記録

 今回は「インド、唄って踊る編」です。

 世界で唯一、ハリウッド映画が地元の国産映画に勝てない国、

それがインドです。

 そうはいっても最先端はやっぱり西洋にあって、インド映画だってそこ

には敏感に反応しているのですが、頑張って最先端を取り入れてみても、

最後はカレー味の闇鍋に終わる、それがインド映画の魅力ですね。

 そんなインド映画の元気は、逆にハリウッドに影響を与えていて、インド

人を主人公にしたり、インドを舞台にした映画が多数作られています。

 今日はそんな中から、インド映画へのとびきりのオマージュをご紹介します。

「踊るマハラジャ★NYへ行く」(原題 The Guru)



(あらすじ ネタバレあり)

インド映画よりハリウッド映画が好きだった少年が念願の渡米、映画出演を

果たすのだが、間違ってポルノ映画に出演してしまう。 しかも、共演したポ

ルノ女優に恋をしてしまうのだが、彼女は既に婚約者がいた。 一方、ちょっ

とした誤解が元で、スピリチュアル系の導師に祭り上げられる主人公。 彼女

のことを忘れられず、自分の気持ちを訴えるが、彼女の婚約者はホモなので

あった。


 何を言っているのか分からないと思いますが、上に書いた通りの

思いっきり変な映画で、とにかく無駄に元気。 何かに悩んで落ち込んでいる

貴方。 ハリウッドが作ったボリウッド風味の闇鍋で、嫌なことなんか忘れて

みては如何でしょうか。


 Youtube にハイライトが上がっています。 私も大好きな場面です。