こんばんは!
武蔵浦和 美容室 Hair Resort Asia grandeの 池田 達也です!!
なんかずっと書こうか書かないか迷ってたんですけど、3ヶ月経って新しい子も来て、ようやく気持ちの整理がついたような気がするので、書こうと思います。
マリンとの思い出の記録としてね。
6月3日、マリンが亡くなりました。
9歳でした。
5月のある日、具合の悪そうなマリンを病院に連れて行ったところ、癌が発覚しました。
医者からは今年もつか分からないと言われてしまいました。
思えばマリンとの出会いは、僕が中学3年生の時です。
その前に飼っていたゴールデンレトリーバーの亡くなった日と、マリンの生まれた日が同じで、何か運命を感じたように池田家にやってきました。
それはもう可愛くて可愛くて。
受験勉強どころじゃなかったのをよく覚えています。
マリンは散歩が大嫌いです。
例え連れ出しても散歩どころじゃなく、すぐ帰ってくる羽目になります。
とりあえず家から1歩でも外に出ると、ブルブル震えてました。
でも父の運転する車の助手席に乗るのは大好きみたいです。
よく分からない子です。
マリンは人の腕の中、足の中に入ってくるのが好きです。
こっちとしては、起こさないように起こさないように、慎重にアクションを起こします。
冬場はその温もりが心地良いです。
マリンは洋服をたくさん持っています。
マリンがどういう想いでこれを着ていたのかはよく分からないですけど、冬場は少しは暖かかったかな。
誕生日にケーキを買ってきたあげた事もありました。
手術をした事もありました。
あの時はよく頑張ったね。お利口だったね。
お客様からクリスマスプレゼントを貰った事もありました。
マリンのところにもサンタさんきたよ!って。
あげたらキリがない程のマリンとの思い出。
全てが僕の宝物。
そして、今年もつか分からないと言われたマリンは、僕達の願いとは裏腹に、どんどん弱っていってしまいました。
段差も上れなくなり、ご飯もほとんど食べれなくなり、歩くのもやっと、日に日に弱っていくマリンを見ているのが辛かったです。
そして6月3日。
この日もマリンは辛そうでした。
そしてこの日はみんな仕事で、家に誰もいなくなってしまう、そんな日でした。
マリンどうしよう…。
そしたら弟が「絶対病院預けた方がいい!」そう言ってくれました。
今思うと、弟がそこでそう言ってくれてなかったらと思うと…。
なのでその日はマリンを病院に預けて、みんな仕事に行きました。
3時頃、母親のケータイに電話がありました。
すぐに来てください。
母親が急いで駆けつけた時には、マリンは亡くなっていました。
眠るように息を引き取りましたよ。先生はそう言ってくれました。
せめてもの救いは、近くに先生達がいてくれた事。ひとりぼっちじゃなかった事。
でも家族の誰かが側にいてあげたかった。
それは僕の心の中に、後悔として刻まれています。
家族の誰かが帰ってくると、とりあえず吠えて、顔を確認しては吠えるのをやめるマリン。
その時は少しうるさかったその鳴き声も、今となっては寂しいです。
マリン、10年間ありがとうね。
もしまたどこかで会えたら、その時はまた前みたいに吠えてよね。
(´-`).。oO(これ書きながら涙が止まらなくて困ってます…。てか気持ちの整理ついてるのこれ。)