はみだし者達の遠い夏の伝説が
廃車置場で錆びついてらあ
灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて
あなたに会いに行けたらなあ

 

思い出す月明かりに濡れた
人気のない操車場で
それぞれの痛みを抱いたまま
僕等必死に分かり合おうとしてた
歯軋りをしながら

 

あなたの言葉がまるで旋律のように
頭の中で鳴ってる TOO MUCH PAIN

 

詰め込まれてきたね意味のないガラクタだけ
情熱を感傷に置き換え
思い出に寄りかかるあなたを見たくはないよ
打ちのめされた横顔を

 

忘れないあなたの白い肩
触れたらもう崩れそうな
今だけさ明日は分からない
そして風が言葉もなく吹き抜けた
僕等の手の中を

 

あなたの唇動くスローモーションで
僕は耳を塞いでる TOO MUCH PAIN

 

もう一度 まだ間に合うはずさ
まだ今なら遅くない
もう二度と戻る事はないよ
僕はまた一歩踏み出そうとしてる
少し怖いけれど

 

あなたの言葉は遠くもう聞き取れない
何かが弾け飛び散った TOO MUCH PAIN

 

作詞 真島昌利