娘が泣いてたワケ
今朝(8/6)の続きです。
昨夜、泣きじゃくりながら俺の部屋に入ってきた娘。
「何か知らんけど、不安で怖くって寝られへん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
乳幼児なら、眠りに落ちる直前になってから、
脳の中を色々と、今日あったことや思ったこと等の情報が駆け巡って、
わけの分からない不安に襲われてシクシク泣くことはよくあるのだが・・・。
その今泣いている娘はいま、小学4年生である。
何だ?どうした?何かあったのか?
さっきまで、いつものように笑ってはしゃいでいたじゃないか・・・。
何を聞いても、
「分からへん(ノ◇≦。)」
「今日、嫌な事とか何かあったんか?」
「何もない・・・。やけど不安で怖いねん(ノ◇≦。)
せから寝られへん・・・。」
どうしようもないので、とりあえず俺の布団を敷き、
そこへ招いて寝かしてみる。
もちろん、俺はPCの電源をを落として横に添っている。
「何が不安なん?何が怖いん?」
いくら聞いても、答えは「分からへん」だった。
枕に顔をうずめてシクシクと泣きつづける娘に、
俺はただ、背中をトントンしたり、頭を撫でてやりながら
「大丈夫やで。お父さんここにおるよ。
何も怖いことも不安なことも無いんよ。
お父さん、ずっと○○のそばにおるよ。」
そう声をかけてやるしか、他に何も出来なかった。
そうしているうちに、娘も少しずつ落ち着き始め、
いつの間にか泣き止んで眠りについていってくれた。
とにかく、泣きやんでくれて良かった。
とにかく、落ち着いて眠ってくれて良かった。
結局なんなのか分からないままだったけども・・・。
・・・思えば、娘と二人きりで同じ布団で眠るのは久しぶりだ。
俺は仕事が不規則だから、
休みの前日以外は、一人で自室で睡眠をとる。
子供たちと一緒に布団に入って寝てやれるときでも、
家族4人並んで二組の布団で眠るので、
娘とふたりきりで寝れることは、最近全く無かった。
下の息子が生まれてからは、
お姉ちゃんである娘は、なにかと我慢や辛抱をしてきたと思う。
これまで一身に受けてきた両親の愛情を、
とつぜん、ポッと出てきた弟に奪われたのである。
いつも、夕食の時には弟と
“お父さんの隣に座る権利”を争っている。
弟の目を盗んでは、
俺の膝の上に座ったり、頭をもたげたり、
背中に飛びついてきて甘えてきてくる。
だけど、
娘が俺に望んでくれるだけ、
一緒に居ることも遊んでやることも出来ない毎日。
仕事の疲れで機嫌が悪かったりするときには、
ついつい冷たくしてしまう、チンケな父親である俺。
でも、そんな俺を父として、心から慕ってくれる娘。
一緒にお風呂に入ったら、
母親には言わないことを、こっそり俺に話してくれる娘。
・・・いつまで、こうして俺に甘えてくれるんだろうか。
・・・いつまで、俺のことを「大好きなお父さん」と思ってくれるんだろうか。
娘の寝顔を見つめながら、ふと考えてしまった。
そして次の朝を迎え、
いつものように俺は仕事に出かけ、
一日を精一杯やりきって家に帰ってきた。
家に帰って「ただいま」と言ったあとすぐに、
娘の顔を見る。
娘も息子も、ニッコニコで「おかえり~♪」と言ってくれる。
「○○、昨日の夜は何やったん?
もう大丈夫なんか?」
「へ?何が??」
・・・俺は思いっきりズッコケた。
嫁に今日一日の様子を聞くと、
娘は朝起きてから、いつものように元気で、
空の色が怪しい天気の中、遊びまわっていたらしい。
何だったんだ・・・。昨晩、泣きじゃくっていたのは・・・・。
そんな娘も、もうすぐ思春期にさしかかる。
昨夜のような得体の知れない不安に苛まされることも、
無性に世の中に苛立ちを覚えたり、
壁にぶつかったり、そこで躓いてしまうこともあるだろう。
哀しみに暮れて、涙を流す夜もあるだろう。
眠れない夜は、きっと、
もっとたくさん訪れるだろう。
・・・・でもな、
お父さんは、ずっとずっと、
お前を守るよ。
だから、
いつまでもお父さんのことを大好きでいてね。
・・・・俺がガラにも無く、
ちょっとセンチメンタルになってしまった夜でした。