酔狂の詩(うた) -30ページ目

裸の王様

どうでもいいこと たくさん抱えて


くだらないことで ビビることはない・・・


(THE BLUE HEARTS/裸の王様)




・・・・・・・



今夜、僕は叫ばない。


何故なら、自分自身が裸の王様だったから。



僕はいままで何を見てきた?


何を聞いてきた?


何を知ってる?


何を分ってる?



君が見えない。


歩み寄れば、そっちが遠のく。



いつも、僕は叫べない。


何故なら、弱い自分を裸に出来ずにいたから。



僕がいままでしてきたことは?


どこがいけなかった?


どこがダメで


どこが気に入らない?



君が見えない。


傍にいても、決して触れない。



わがままで傲慢な王様はどっち?



悲しいのも、苦しいのも、君だけなのかい?


涙に暮れて眠れない夜は、自分だけにしかないのかい?



滑稽なほどに 形だけ裸の王様の僕を



笑ってくれてもいいから


まっすぐに見てくれないか



怒ってくれてもいいから


まっすぐに見てくれないか





君に僕が見えるかい?






・・・・・・・



見えなくなるより 笑われていたい


言えなくなるより 怒られていたい 


(THE BLUE HEARTS/裸の王様)