なんか前やってた感じ
でミステリつくって
みたったー
【注意事項】
重箱の隅をつつく
ようなトリックは
使用しない
隠し通路、トラップ
などXは存在しない
殺害方法が一部グロ
テスクなので注意。
素人作品なので、
どうか温かい目で。
特に冒頭と○○ペア(笑)
---
高校生探偵の照火新一
は揺れる汽車の中で、
その不可解な招待状を
眺めていた。
照火新一様へ
前略
両親の離婚による複雑
な心中はお察しいたし
ます。 工藤姓をお捨
てになるのに抵抗があ
ることも存じておりま
す。
しかし、世の中とは厳
しいもの。なかなか現
実を変えられるもので
はありません。
この度、私は貴方のよう
に社会から厳しい目を向
けられて不幸にあってい
る人達を集めて、1週間
ばかり自分の苦悩を同志
と共有できるようなパー
ティを開くことにしまし
た。
つきましては、今月4月
の、6日の金曜日にて、
○○県××市△△へお越
しくださいませ。
館へ入るために必要な鍵
は同封しております。
貴方のパーティへの参加
を心待ちにしております。
草々
確かに新一は両親の離婚
により工藤新一から照火
新一へと名を改めたがそ
んな誰しもが知っている
事実ではない。せいぜい
知っていても新一の友達
か近所の知り合い程度で
ある。
お昼過ぎ頃、指定の住所
に到着すると大きな門が
待ち構えていた。
「あぁ、同封の…」
門を開くためにはカギが要る
ようで、もしやと思い同封の
カギを使うと門が開いた。
門をくぐって庭へ入ると照火
は少しおかしなことに気が付
いた。
「外側からカギは開けられても
内側からカギは開けられないよ
うになっている。 なんだか様
子がおかしい。 やはり来るべ
きではなかったか?」
しかし、既に物理的に引き
返すことはできなくなって
いるし、今更考えても仕方
がないので奥へ進んだ。
ここには大きな庭があり、
多くの植林された樹木たち
なんとも幾何学的に整理さ
れ、幻想的な雰囲気を漂わ
せていた。
正面玄関を見つけ、館の中
に入ると大広間があり、既
に何人かの人たちが各々の
活動にふけっていた。
「おぉ、あんたも招かれた
のかい? 若いうちから苦
労してるんだねー」
話しかけてきたのは木梨洋平
という40半ばの男性。ギャン
ブルに負けて借金地獄らしい
照火が大広間へ入ったとき
に一度だけ目を向けたが、
それっきり興味を示さずす
まし顔でチェスのコマを動
かしているのが水奈雄介、
応手で頭を抱えているのが
金神大貴だと、木梨は教え
てくれた。 どちらも20後
半だが、諸事情により会社
をクビにされたらしい。ち
なみに、2人は同期らしい。
「首にかけてるその銅の
ネックレス、もうずいぶ
んボロいけど、どうして
高校生にまでなってそん
なのつけてるの? 新し
いの買えばー?」
少し挑発的な態度で話し
かけてきたこの人は土田
希恵。木梨と同じか、少
し若い40前半の女性であ
る。
「亡くなった母の形見なんです」
照火はそっけなく答えた。
夫と離婚したらしい。何と
もその理由が原因で周りか
らの批判がすごいんだとか
そして、もう1人。どうす
ることもなく、ただただ考
えこんでいるのが夜神月。
照火と同じ高校生くらいだ。
木梨も月についてはよく
わからないらしい。たま
に、死神がどうの名前が
どうのと変な独り言を呟
いているらしい笑
その月につきまとって
あれこれ情報を得よう
と目論見ている60前半
の男性の名は日向忠二
(ひゅうがただつぐ)。
つい最近までは某大手企
業の重要取締役だったら
しいが、経費を私欲に使
い、赤になった金額を部
下を切り捨てることで帳
尻をあわしていることが
会社にバレ、路頭に迷っ
ている状態だ。
(いろいろしんどいけど
ちょっと勘弁ね!笑 )
以上、
日向忠二
夜神月
照火新一
水奈雄介
木梨洋平
金神大貴
土田希恵
計7名がこの場に
いるわけである。
木梨はすくっと立ち上がり
手を叩いて場にいる全員の
注目を集めた。
「はいはい、みなさーん。
今日はお集まりいただきあ
りがとうございまーす。と
いっても私は主催者じゃあ
ないですけどねー。招待状
には計7人が集まると書い
ておりましたので。 そこ
で、全員が揃った時点で同
封の紙を読み上げるように
と書かれておりましたので
それを読み上げますねー。
えーっと、なになに…
どうも、みなさんこんにち
わ、この宴の主催者です。
今日はお集まりいただき、
誠にありがとうございます
さてさて、招待状にも記し
ました通り、ここにいる全
員が皆訳ありで社会から見
捨てられた生活を送ってい
る人たちです。
社会とは厳しいものです。
みなさんさぞかし苦労して
いることでしょう。心中お
察しいたします。
そこで、今回の宴における
催しとしましては、皆様方
の無念を憤怒をそして苦悩
を。共有して自分の励みに
していただければと思いま
す。
最後になりましたが、この
1週間、どうぞ、思う存分、
…あれ続きは?」
と、同時に土田の様子
がおかしいことに木梨
が気づいた。
「土田さん?」
「ちょっと、あれなんなの?」
「あれ?」
「テーブルの上。」
そこには、今までなかった
はずの封筒が、一通。紛れ
もなくおかれてあった。
照火は素早く動いて封を
切り、内容を読み上げた
「思う存分、殺しあって
ください。 どーせ生き
ていても価値のない人た
ちですし。
あと、お気づきの通り、
ここから出ることはでき
ません、私の要求を満た
さなければ。その要求と
は、
明日7日の土曜日に。
この中の1人を土に埋め
て殺してください。
8日の日曜日には、
日が出ているうちに
1人殺してください。
9日の月曜日には、
月が出ているうちに
1人殺してください。
10日の火曜日には
火であぶって1人殺
してください。
11日の水曜日には
水に沈めて1人殺し
てください。
12日の木曜日には
木の肥料にして1人
殺してください。
そして13日の金曜日
に、残った1名だけを
解放いたします。
この手紙からもお分かり
いただける通り、私は常
にあなたの側に存在し、
監視しています。
どうか、私を幻滅させる
ことのなきよう。
」
「だ、誰だ、こんな悪戯
をするのは!」
隣の誰かが叫んだ。
照火は悟った。
やはり来るべきでは
なかった、と。
6日の金曜日、夕方。
あの後、いくらか口論が
続いたが、お互いにけな
しあっても埒があかない
ので、いったん休戦し、
土田が夕食の支度をする
ことになった
すなわち、この大広間に
は存在するのは土田を除
く6人である。主催者を
除けば。
照火は思考をまとめてか
ら自分の意見を発表した
「みなさん、聞いてくだ
さい。 先ほどの手紙の
件ですが、別に未知の人
物、主催者、Xとしまし
ょう、に臆することはあ
りません。トリックは簡
単です。木梨さんが文書
を読み上げて皆が注目し
ている隙に、誰かがあの
手紙を置けばいいんです
木梨さんを除く6人に可
能です。何も見えない敵
に怯えることはありませ
ん。ただし、その場合…」
「ただし、その場合はこの
中の誰かが手紙に書いた予
告通りに人を殺していく計
画を立てている可能性があ
る。」
月が照火の思考を先回りした。
「少し考えれば、誰でもわかる」
「まぁ、今は都合のいいよ
うに考えておくのが一番。」
「そうそう。」
一切口論にも参加せず、
ひたすらチェスに没頭し
ている水奈と金神だった。
日向は無口だった。
土田の夕食を皆で食べた後
は各自、自室に帰って床に
就いた。
ちなみに、食糧は十分
にあるらしい。
【7日(土)】
~土に埋めて殺せ
朝、各自の好きな時間帯に
起きてきた。朝ごはんは、
しゃーなしといった感じで
土田が全員分用意していた
本心は自分の分だけつくれ
たらそれでよかったと思っ
ていたに違いない。
昼ごはんも土田がつくり、
全員で食べた後、自由行動
になった。
照火は、この館の
探検をしていた。
わかったことと言
えば、
1階には大広間、台所
などの集団で使える場
が存在し、
2階には各人用の客室。
客室の構造はまずドア
を開けて向かい側にベ
ランダがある。もちろ
んその手前には簡単な
横引きの扉があり、2
つの扉ともカギをかけ
られる。左手にはベッ
ド、右手にはTVや本
棚、クローゼットなど
があり、なかなかに広
い。さらには、トイレ
と浴室付である。 し
かし、注目すべきはベ
ランダで、外からの出
入りを排除するように
檻がつけられている。
マスターキーは存在せ
ず、各人は自室のカギ
しか持っていない。ま
た、月の部屋のみチェ
ーンがつけられるよう
になっていた。
それから照火は隠し通路
なども存在しないと調べ
館の外に探検へ出かけた
水奈と金神は館の外で、
身の上話をしていた。
「オレら、別に何も悪い
ことをしていないのにな」
「な」
「全部アイツのせいだ。
オレたちの人生をめちゃ
くちゃにしやがって。」
「いつか、復讐してやろ
うぜ。 とゆーか、この
事件を利用して…」
日向は庭の木にもたれな
がら、1人考え込んでい
た。
「私があんなことをしな
ければ… 部下には申し
訳ないことをした…」
何がですかー?と、どこ
からか声が聞こえた。月
だ。
「その話、詳しく教えて
いただけますか?」
土田は1人、食器の片づけ
をしていた。
「あーもうっ、なんで私が
こんなことをっ あーはい
これが最後のお皿!」
不満を漏らしながら片づけ
を終えた土田は、大広間の
ソファに寝転がって、昼寝
を始めた。
17時ごろ、お腹をすかせて
各人が帰ってきた。そこで
月が異変にきづいた。
「土田さんがいないな…。
ちょっと食糧庫を見てくる」
そう言って月は席を立った。
照火はイヤな予感しか
しなかった。
数分後、月が悲鳴を
あげた。
照火がいち早く駆けつける
と、土田が変死体となって
掘られた庭の穴に埋められ
ている光景が廊下から目に
入った。
土田の死体の体下半分ほど
は土に埋められていた。し
かし何よりも特徴的なのは
顔である。顔が。顔が。
顔が3分の1ほど削られて
いるのである。もはや検死
の必要はない。死んでいる
だろう。そしてもう1つ、
死体の近くには、1通の置
封筒が。
「どうも、みなさん、こ
んにちわ、主催者、いや
照火君曰く、X、でした
か? まずは1日目クリ
アですね。 なかなか殺
さないので少々イライラ
していましたが、まぁい
いでしょう。 その代わ
り、明日の日曜日は日が
出ているうちに殺してく
ださいね。モタモタして
いちゃダメですよ?
では、ごきげんよう」
照火の音読が終わると、
一同の顔は蒼白し、次
に疑心暗鬼になった。
「いったい誰がこんな
ヒドいことを…」
「やっぱり、この中に
犯人がいるんだ!誰だ
! お前か!」
「あーぁ」 「……」
照火が制する。
「みなさん、落ち着いて!
今日の午後のみなさんの行
動を教えてください!」
「オレと金神はずっと
一緒にいたぜ」、水奈。
「僕は日向さんと一緒
だったな」、月。
「わ、わたしはずっと
自分の部屋で本を…」
木梨。
「つまり、あなたには
アリバイがないわけだ
木梨さん。」照火。
「い、いや、俺はそんな
人を殺したりなんかは絶
対にしない! 頼む!
信じてくれ!」
木梨は一生懸命抗論する
が、誰1人として耳を傾
けることはなかった。
その後、照火と月の提案
により、夕食をとること
にした。しかし、用心の
ために、全て缶詰で済ま
し、また木梨のみ隔離さ
れて食事を行い、その後
自分の部屋で眠りに落ち
た。
ちなみに、土田の死体は
夕食後、有志の者の力を
借り、土田の部屋へ置き
施錠した。そのカギは大
広間にある。
【8日(日)】
~日の出ているうちに殺せ
各々が自由に起床し
憂鬱な気分で朝ごは
んを食べていた
照火はここに来たこと
をすごく後悔していた
昼ごはんも缶詰。ただ
し、木梨のみ大広間に
て隔離されている。も
う誰も近寄りたがらな
い。
昼食後は自由行動。照火
は、念には念をと、日向
に注意をしておいた。
「もしかしたら、次はあ
なたが殺される可能性が
あります。もし誰か来て
も、不用意に扉を開けな
いで、今日は1日籠って
いるのが得策でしょう」
「なぜ、私なんだね?」
「この犯行予告は、曜日
に関連して人を殺してい
ます。昨日は、土曜日で
土に埋めて土田さんが殺
された。今日は日曜日だ。
名前に日が使われている
のはあなたしかいない」
「なるほど…わかりまし
た」
その後、照火は庭にて月
と落ちあい、日向に注意
したことを報告した。
「まぁ、得策だろうな」
17時、大広間にて。
日向を除く5人が集合
した。照火と月は日向
を呼びに部屋へ向かう
と、カギがかかってい
たので、扉を叩いた。
「日向さーん?」
返事がない。どうも
様子がおかしい。
「失礼しますよ、
日向さ、ん、、、」
照火と月は力づくで
部屋を壊し、中に入
ると。
ドアからベランダへ
逃げるような姿勢で
顔が半分削がれた日
向を見つけた。そし
て日向の近くにカギ
と、例の封筒が落ち
ていた。
「はーい、Xでーす。
どうもー
今日は、なかなかに
早く殺したねー
てゆうか早すぎるわ(笑)
明日は夜、月が出てい
るときでいいよー
ばーい
」
照火は水奈、木梨、
金神にことの次第
を報告した。
「ここで、一応ですが
みなさんの昼過ぎの行
動を教えていただけま
すでしょうか? ちな
みに月君は、ずっと私
といました」、照火。
「今日も金神と一緒」
と、水奈。
「誰も相手をしてくれ
ませんでしたので、も
う諦めて自分の部屋で
ギャンブルの勉強をし
ていました。 いえ、
本当なんですよ! お
願いです、信じてくだ
さい!」と木梨。
今日も夕食は4人と1人
に分かれて行われ、各自
眠りに落ちた。
【9日(月)】
~月が出ているうちに殺せ
いつも通り各自で朝食
をとったが、誰一人と
して、意気揚々と食べ
ている者はいなかった
昼食後、月は照火を庭
の散歩に誘った。月、
「昨日の、事件、どう
思う?」
「どうもこうも、完璧
な密室さ。 外部から
の施錠は不可能。そし
てカギは被害者の近く
どうやったって無理だ」
「確かにそうだ。 僕
は昨日自分の部屋で何
度か外側からの施錠を
試みたがからっきしだ。
しかし、僕の論点はそ
こじゃないんだ。確か
昨日、君は日向に不用
意に扉は開けるなと、
忠告しておいたんだろ
う? なのに、なんで
殺されたんだ? しか
も被害者は扉からベラ
ンダへ逃げるような恰
好で死んでいた。恐ら
くは扉から何者かが侵
入し、日向を殺し、何
かのトリックを使って
密室を構築した。問題
なのは、日向がその犯
人たる人物を部屋に招
き入れた点だ。今僕た
ちは、恐らく水奈金神
ペア以外は昨日今日会
った仲のはずだ。用事
があるからと言って、
例えば僕が日向の扉を
叩いたとして、果たし
て反応してくれるだろ
うか?」と、月。
「要は何が言いたいん
だ?」、照火。
「昨日、偶然日向と話
す機会があったから聞
けたんだが、日向は部
下を自分の私欲のため
にクビにしていたんだ
ろう? 実はその部下
の中に水奈と金神は含
まれているらしい。つ
まり、この3人は知り
合いなんだ。」
照火は衝撃する。
「さらに言えば、僕た
ちは重要なことを見落
としている。ここ2日
の事件でアリバイがな
いのは木梨のみと君は
判断しているが、実は
そうじゃない。水奈と
金神は知り合いなんだ
口裏合わせならいくら
でもできるはずだ。そ
して、例の手紙におけ
る犯行予告。照火も気
づいていると思うが、
曜日の字が入った順に
殺されている。そして
順当にいくならば最後
に残るのは金神だ。少
なくとも日向に関して
は動機がないわけでも
ないし、他の人物は、
本命に対するカモフラ
ージュだと考えれば、
……ありえない話じゃ
ない。」
照火は呆気にとられた。
空気を悪くしてしまって
バツが悪くなった月は、
必死に話題を変えようと
した。
「ところで、その年季の
入った銅のネックレスは?
君にはちょっと不釣り合
いだと思わないでもない
んだが…」
「あぁ、これは母さんの
形見なんだ。実は…」
17時ごろ、大広間には
無事に5人が揃った。
4人と1人に分かれて
夕食をとった後、月は
明朝、みんなに話した
いことがある、と全体
会議を約束させた。そ
の際、もし自分がなか
なか起きて来ないよう
であれば、誰か様子を
見に来てほしいと言っ
た。
就寝前、2階の廊下に
て、照火は
「気をつけろよ」
「ありがとう」、と月。
「大丈夫だよ、幸い
僕の部屋にだけチェーン
がある。この事件の犯人
が自由にカギを開け閉め
できるような超人だとし
ても、僕に気付かれずに
チェーンをはずすことは
できないはずだから。」
そう言い残し、2人は
自分の部屋に入った。
【10日(火)】
~火であぶりて殺せ
朝11時。月を除く、
4人が大広間に揃っ
た。 居ても立って
もいられなくなった
照火は、月の部屋を
見に行くと言って1
人立ち上がった。
一方、相変わらず水奈
と金神は2人での会話
に夢中になっており、
他に関心を示さない。
一番の容疑者候補であ
る木梨は、まるで別人
のように顔色が悪くな
っていた。
「オレは犯人じゃない
のに……」
ポツリと本音が漏れた。
と、2階からすごい形相
をした照火が降りてきた。
「やはり、ダメでした。
顔は7割が削がれていま
した。部屋にはカギがか
けられており、さらには
チェーンもかかっていま
した。今回の被害者は、
前回と逆でベランダから
扉へ逃げるような恰好で
倒れており、カギは扉の
近くへ。そして例の封筒
も。 一応ですが、昨夜
何をしていたか、お聞き
願えますか?」照火。
「昨日はたまたま話が
盛り上がって、金神の
部屋で1日中チェスの
妙手について議論して
いた」、と水奈。
またアリバイを証明を
できない木梨は、読み
上げられる手紙の内容
も頭に入らず、心が暗
くなる一方だった。
昼ご飯を食べた後、
照火は自分の部屋に
籠った。
「いよいよか……」
犯行予告通りであれ
ば、照火は今日死ぬ
ことになっている。
部屋にあるカギを全
て施錠し、すること
もないので月の密室
について考えていた
昼過ぎの16時。木梨
は照火のベランダから
煙が出ているのを発見
した。 急いで扉を叩
いて呼びかけるが、反
応がない。
「失礼しますよ、、」
と言って、扉をぶち破
り、部屋の中を消火す
ると、扉からベランダ
へ逃げようとしていた
と思われる高校生くら
いの焼死体とその近く
に部屋の鍵と封筒を発
見した。服や皮膚はも
う既にボロボロとなっ
ている死体には、悲し
く輝く銅のネックレス
がつけられていた。
(※銅の沸点は2570℃)
17時頃、水奈と金神
が大広間に帰ってくる
と、木梨は照火の死を
告げた。
今日の夕食はいつも
よりも静かだった。
【11日(水)】
~水に沈めて殺せ
憂鬱な気分で昼食
まで済ませた3人
は、ある提案をし
た。
水奈&金神は館に
在住し、木梨を庭
に軟禁するとのこ
と。木梨は始め、
承諾しなかったが
不利な立場はひっ
くり返せないので
しぶしぶ了解した
大広間で2人、チェス
をしていると、水奈が
トイレに行きたいと言
って席を外し、自分の
部屋へ戻った。
なかなか降りて来ない
のを不自然に思い、部
屋まで行くと、カギが
かかっていた。呼んで
も反応がない。不安に
思い、扉を無理やり開
けて入ると浴室に水死
体となった水奈の変わ
り果てた姿があった。
近くに封筒があり、そ
の中からこの部屋の鍵
と手紙が出てきた。
「はろー。
水に沈めて殺せ、
クリアーだねー
次も期待してるよー☆
」
17時、大広間に戻って
来た木梨に、金神は詰め
寄った。
「お前が、お前が水奈を!!」
木梨、「いったいどうし
たんだ」
「とぼけるなっ お前がっ
お前がっ」
口論の末、木梨はある
程度の食糧と荷物を持
って野宿することが決
定された。
「もうこれで大丈夫だ。」
【12日(木)】
~木の肥料にして殺せ
昼ごはんまで済ませた
金神は、ひとり昼寝を
することにしました。
数時間後、目を覚ま
した金神は、テーブ
ルの上に置かれた封
筒に気がつきました。
中の手紙には、
「あなたが殺しそうに
ないので代わりに木梨
を殺しておきました。
これで、私の存在を認
めてもらえたと思いま
す。同時に、あなたを
解放する義務がなくな
りましたので、今後の
保証は致しません」
そして、庭にはどうやら
人影がありました。急い
で庭に行くと、顔面の半
分を削がれた木梨の姿が。
あたりに漏れた木梨の血
は地面の中にもぐりこみ
今後の樹木の肥料にされ
るのです。
訳がわからなくなった金神
は大広間に戻るとまた封筒
が用意されてありました。
「おわかりいただけました
でしょうか? せっかくで
すので、あなたには明日、
死んでもらいます」
気分が悪くなった金神
は夕食を早めにすませ
て、眠りに落ちました
【13日(金)】
~誰も生き残れはしない
金神は起きて1階に
降りると朝ごはんが
用意されていること
に気が付きました。
もう考えることを
やめた彼は何も思
わずにそのご飯を
食べました。
そして、中に含ま
れていた睡眠薬に
よって、眠りに落
ちました。
【20日(金)】
~後日談
通報を受けた警察が
件の館へやって来た
正面玄関から大広間
へと入り。まず目に
したのは。
体がバラバラに引き
裂かれた金神の死体
と真っ赤な封筒であ
った。
(the End)
---
あとがき。
まずは、みなさん
読んでくれてあり
がとうございます。
いえ、本当にこの
一言につきると思
います。 こんな
おもんない文章を
こんな長い文章を笑
あ、あと個人的に
ちょっと書いてお
きたいことはです
ね。
まず、この作品は
全て厳密なロジッ
クのみで構成され
ております。もち
ろんSF要素含み
ません。従って、
全ての記述に対し
ての論理的説明は
100%可能です。
すなわち、解答は
可能です。
次に、トリック
ばかりおいかけ
た結果、それ以
外の記述がこれ
はこれはヒドい
ことに笑 特に
冒頭の招待状と
手紙あたり。読
み返していたら
泣きたくなりま
した笑 まぁ、
クローズドサー
クルとマザーグ
ースでもないけ
ど、とりあえず
予告通り事件が
起きればそれで
いいんです!笑
そして水曜日の
人と金曜日の人
の仲の良さが異
常過ぎる笑 な
んかほんとごめ
んなさい。途中
水奈を女にして
恋人どうしにし
てやろうかと思
ったんですが、
その時既に水曜
日で、月も新一
も死んでいたの
で、修正する気
力も失せました笑
そして、月と新一笑
まぁ、いろいろ思う
ことがあるとは思い
ますが、まぁそれは
解決編においておい
て(笑)。 工藤新一
メインでいってたの
に、途中から月の方
が活躍してました笑
新一まさかのホーム
ズ役を月に奪われ、
まさかのワトソン役(笑)
まぁ、出題編のあと
がきでこの件につい
て書けるのはこんく
らいです。
一応解かせる気はない
んだけど、誰か解いて
くれないかなと逆説的
に期待。
まぁ、だらだら書くの
もあれだし、お風呂も
わいたのでこれくらい
でっ
ではでは解決編で☆
大ちゃんでしたっ!