バイクにて竜飛岬へ。
途端に真っ白。
これか!
岬に着いて、灯台に向かうも真っ白。
途端に真っ白。
これか!
岬に着いて、灯台に向かうも真っ白。

ある意味素敵!!
浸水は、直腹にたどり着き、私の脆弱な胃腸は悲鳴を上げ始めていた。
ひとまず、落ち着けるトイレまで頑張るのだ!と己を励まし、急いで竜飛岬を後にする。
つもりが、『階段の国道』の向いに、『階段の村道』があり、写真を撮らずにいられない。
あげく、津軽海峡冬景色がかかっている石碑まである。
ああ、写真…。それよりトイレ…。
素早く撮影し、走り出す。
しかし、ここから先は、『素早く』したら、即、死であった。
霧が、真っ白に視界を遮る。
見えるのは10m先までだろうか。
近頃霧好きな私には、とても素敵な眺め。
が、高度が上がる毎に、どんどん霧が濃くなってくる。
5m先も見えない。
真っ白しろすけが迫ってくる!!!
雨が刺さろうと何だろうと、シールドを下げて走れない。
幻想的な中に、底知れぬ恐怖。
腹痛どころでは無い。
急カーブの矢印が見えたって、道が見えぬ。
そんな状況なのに、私、若干浮かれてる。
やっぱり霧が好きで。
山から降りて来て、霧が薄くなるとがっかりした。
しかし、私のこれから走る道までも見えて見事な景観だった。