今日は埼玉へ。

割と近かろう…と、のんびり出発。

しかし、うっかり忘れていた。

ここは、東京なのである。

都心を避け、いったん神奈川に入って、叔母のいる埼玉は所沢に入るルートを選んだが、
交差点の多さ、交差点の複雑さに、すぐさまげんなりしてきた。

間違いはしてないが、何この進まなさ。

イライラ、イライラ。

すり抜けたって、赤だし。

青になれば、その先が、ギリギリで赤になるし。

嫌ぁ!都会!!

きっとこんな道路ばっかり走るから、都会は物騒になるんだ。

余裕はゼロで、休憩取りながらだともっと進まない。

けど、イライラしちゃって運転が荒くなるから、頭を冷やさないと。

そんな感じで、少しずつでも進んではいたが、案の定、道を見失い始めた。

そしてついに、迷子。

「あー!もうやだっ…」と、半泣きで叫ぶ。

交通量の多い道は、Uターンもままならず、
細い路地に入れば、目印は失せる。

あみだくじみたいに路地を一本ずつ右へ左へ。

これ、ちゃんと向かえているのか?

いくつかの路地を迷走すると、『西武遊園地』の看板があった。

ようやく現れた道標に救われ、何とか、叔母宅近辺へ。

これ以上はどーにもなりません…と電話して、迎えに来てもらった。

駐車場でうなだれてると、「佳ちゃーん!」と呼ぶ声。

顔を上げると、母にそっくりな叔母の姿。

何か、力抜けた…。

車で先導してもらってお家に無事到着。

「まず汗流して。」

お風呂を用意してくれてた。

汗と排気ガスでぐちゃドロな体を湯に浸けると、「天国ってここなんだ…」と本気で思った。

湯上がりにリラックスしてると、着替えや、なんとおビール、ゴージャスなお料理まで出してくれた。
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このもてなし様、母方の血筋。

とにかくパタパタと何かしらしてくれようとする。

「もう食べ切れないから!」と言っても、

「そう?」「若いんだから!」

と、次々出てくる。

おかげで、お腹はパンパン、ズボンがキツキツ。

もうだいぶまったりとリラックス。

けれど、おもてなしの血筋はこれだけじゃ終わらない…



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かわいいおもてなしリック☆