9時に寝て、8時に起きた。
いやー、寝た。
寝たねー。
天気は相変わらずどんよりだけど、富士山を、見に行こう!!
軽いバイクで行きたかったから、連泊。
富士山スカイラインへ!
自衛隊が多い。
ライダーもたくさん!
ピース!!
…返ってこなぁーい(泣)
走り続けると、どんどん寒くなる。
近い…。
でもまだ見えない。
カーブが続くから、方角もよく分からない。
「なぁんも見えませんねー」と独り言を言った直後、右カーブの先に、ちぎれ雲を纏う富士山の姿。
私は叫んだ。
そして、一瞬で魅入られた。
富士山が昔から信仰される訳が、痛いほど分かった。
ポロポロ泣いた。
感動したのか何なのか、分からないけど、一瞬だったその姿を思うだけで涙が出た。
少し広くなってる道の端にバイクを停めて振り返ったけど、もう見えなかった。
木々が隠しているのかも…と、もう少し先のパーキングエリアに行く。
見えたのは裾野。
山頂は雲の中。
さっきのは、本当に偶然のタイミングだったんた。
山頂付近に、傘を被ってる。
あれ、これどっちだっけ。
天気崩れるのか晴れるのか…。
どっちにしろ、シュッと伸びる傘ですら美しかった。
富士山スカイラインを進む。
とてもドラマチックな道。
走っている道の外は真っ白で自分の居る場所だけが開けているような感覚。
私は立ち止まる事を忘れた。