マンガは読まず、私達大人は出かけた。
駄菓子屋へ。
古い町並みには、古い物がたくさん!
見てるだけで楽しい。
駄菓子屋さんは発見しづらい店構え。
こりゃ聞かないと分からないわ。
しかし、扉閉まってます。
呼び鈴を押す。
しつこく押す。
いないねぇ~。じゃあ、もう少し先を見て見ようか。
フラフラ歩いて見ていると、小学生にインタビューされるおねいさん達。
近くの小学校で、地元を知ろうという社会科見学。
「あなたの町と、この町の違いは何ですか?」
なんと単純ながら難しい事を聞くのだ。
「ふ、雰囲気と建物が…」と陳腐な答えをしてしまった。
そして、インタビューのお礼に…と、見所まで案内してくれると言う。
しかし、どーも時間なさそう。
「場所教えてくれたら、行けるよ!」
と道を聞いてバイバイ。
すんごく元気のいい子供達。
ありがとね!
教えて貰った所は、宿から反対側だった。
もう出発するAちゃん。
見送るよ。
しかし、なんと、この後NHKの取材が来るとな!!
「もうちょっと居る。」
私は、寝巻のごとし格好の為、身支度を!
大変!洗濯してた~!!
あ、ヒゲ生えてる!地デジじゃ写るかも!!
わーわーバタバタ。
そして、カメラが来ましたよ。
えー、ホントにテレビだあ~。
コソコソ。
いざとなると縮こまる臆病者。
町を練り歩きながら撮影する様子を柱の陰から覗く。
遠くに行ったのを確認して、また駄菓子屋リベンジ。
今度は開いてた!
駄菓子大好き!
もう大人だから、たくさん買えるんだー!
カゴにポイポイ入れていく。
しかし、Aちゃんのカゴとごっちゃになっている…。
微妙に好みが違うのよねー。
散々買い漁って、宿に帰ると、「今また取材来てたんだよ!」
なにー!!
縁が無かったのね…。せっかく着替えたのに……。
まあ、きっとまた縮こまるだろうけど。
と、買ってきた駄菓子を貪り食った。