朝食を食べてると、おじちゃん再来。
話しながら食べ、話しながら片付ける。
キャンプ場の目の前にあるライダーハウスのオーナーが出てきたら、
「情報いっぱい持ってるから!」
と押しかける。
那智の滝の無料駐車場の場所を聞き、岐阜の無料キャンプ場の場所を聞く。
いかん。時間が…。
お礼を言って急いで撤収!
おじちゃんたくさんありがとう!!
これからもキャンパーのナンパに勤しんでね☆
今日目指すは熊野古道本宮。
その前に、和歌山でどーしても行きたかった那智の滝へ。
何の情報も無いのに、何故か行きたくて仕方なかった。
那智山へ向かう道で、何となく理解した。
もの凄い神様の気配。
森が、山が、濃い。
カーブから、滝が見えると、何かが沸き上がって涙が出た。
バイクから降り、滝に向かうその石階段からも伝わる清浄な空気。
那智の滝は、神様として、それはそれは昔から崇められていた。
その大きさは、肉眼で見てるのに実感できないほど。
近づいて見たけど、やっぱり把握しきれない。
切り立った岩を流れ落ちる水の躍動。
飛沫が、何かお祓いやお清めの様に、辺りに舞っていた。
護磨を焼いて、厄を払う。
次は那智大社。
石階段を、ヨレヨレになりながら登る。
シンドイ。
最初に見えたのは、日本一古いという、那智山青岸渡寺。
釘を一本も使っていないというお寺。
古くからあるそのたたずまいは、信仰が染み込む。
その隣に那智大社。
お寺に比べると、色鮮やかで、神社とお寺という非なる信仰の違いがよく分かる。
境内には、胎内くぐりと言う、中をくぐり護磨を納める大木があったのだけど、
那智の滝で、護磨を焼いたので回らなかった。
またまた激しくシンドイ石段を降り、あまりの空腹にレストランに入る。
鯨カツカレーなんてのが、割とお手軽な金額だったから試す。
鯨食べるの初めてだよ。
しかし、カレーとは合わないかも…。
生臭さばかりがフューチャーされている。
思ったより時間かかったなぁ。
熊野古道本宮目指し、出発。
足だるっ