身の上話にて、盛岡出身と話したら、盛岡冷麺を出すお店がある!と、おじさんは言いました。

すかさずお店に電話し、今日、冷麺があるかを確認し、「ある」となると、
「今から行こう!」となりました。

「すぐだから、送ってくよ!」と、おじさんの車で行く事に。

あれよあれよとお店の前に。

そして、あれよあれよとお店の中に。

おばちゃんが営むお好み焼き屋さん。

しかし、時折冷麺を仕入れるそうなのです。

仕入れている冷麺は戸田久でした。なつかしい。

今日入れたばかりで、具が無い…と、とこぶしをサービスに付けてくれました。
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私が貪ってる間、おじちゃんは用足しに出かけていきました。

地元の冷麺とは違う具の冷麺は非常においしくて、私はスープまで平らげてしまいました。

用足しから帰って来たおじちゃんが、「まだ食べれるか?」と、愚問を投げ掛けます。

当たり前じゃないですか。

すると、おばちゃんがジウジウと、お好み焼きを焼き始めるのです。

このお店でイチ押しのお好み焼き。
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箸を入れると、半熟の卵がじゅんわりと染み出します。

まずい訳がありません。

それはそれはおそるべしスピードで平らげました。

ほどなく、常連とおぼしきおじ様がいらして、4人でお話をしていると、おじちゃんのケータイが鳴りました。

奥様からです。

「どこで油売ってるの?」といった内容です。

こりゃいかんと、車に乗り、再びキャンプ場へ送って貰ったのです。

車を降りると、おじちゃんの先輩がいらしたので、記念写真のシャッターをお願いしました。

おじちゃんの先輩は、写真が苦手なのか、アングルが有り得ないほど足元をクローズアップしてたので、後ほど修正しました。

写真を撮ると、おじちゃんは、急ぎ足で車でかけていきました。


おじちゃん、本当にありがとうございました。

おじちゃんが有名になる訳が分かりました。

お好み焼き屋さんにあった旅人ノートに書かれていた内容は、全て私が店に来たいきさつとおんなじでした。

うわさのタクシードライバーSさんは、人の良い一本気な素敵なおじちゃんです。

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