車の運転久しぶり。
怖々発進。
もんのすごく遅いですが、気にしないでください。
ベロベロさんにナビをしてもらい、樹齢1000年の大イチョウに出会った。
さっきのケヤキも、屋久杉も、このイチョウも、年経た大木には共通のたたずまいがある。
静かなのに、強烈な存在感。神様の気配。見守られているかの様な包容力。
落ち着くし、胸が高鳴る。
電池の切れたHGさんは車で待機。
じゃあ、温泉行って帰りましょう。
「どんな温泉がいい?」
「立ち湯に入ってみたい…」
黒川温泉の『いこい旅館』に立ち湯があるそうで、そこに向かうことにした。
なかなか名高い温泉の様。
しかも看板に『美人の湯』とな?
これは好都合!乾燥しまくって全身粉吹き芋の私にもってこい♪
モダンで雰囲気満点の旅館で、宿泊客専用のお風呂もあって、外来の私達は立ち湯と美人の湯しか入れない。
後、混浴。もちろん立ち湯と美人の湯でしょ!
(ほんとは撮影禁止だった…気づいたのは撮った後だったから堪忍してもらおう…)
全て露天!立ち湯には竹の掴まる棒が2本。
先客は元気なおばちゃんS。
まずは私がドボン!!
うわっ!いきなり深い!!
そしてERちゃんがドボン!!
うひゃひゃひゃ!!こーりゃ楽しいワイ!!
おばちゃん達と並んで竹に掴まってブーラブラ。
気持ちいい!
おばちゃん達が美人の湯に行ったから、竹にぶら下ったり、アクロバティックに立ち湯を堪能♪
動いたらのぼせたー。
体を冷やしながら、美人の湯へ。
しっとり浸かりましょう。乾燥を何とかしておくれ。
もう一回立ち湯に浸かり、眠気も限界の私は上がって横になった。
「ちんちゃん、そろそろ行くよ~」
寝ちゃってた…。いつの間にみんな来てたのかな。
温泉に行ったら帰ろうと思ってたけど、夕日が見れる時間だったから、押戸石に向かった。
ここに来るのははじめてのERちゃん。まだ見ないでね!まだだよ!まだ!!
いいよ!!
「うわ~~~!!すごい…」
やっぱりここの景色は何度見たって美しい。
傾いていく太陽を見る、坊主達。
近い山、遠い山、緑の丘、夕焼け色。
本当にドラマチックな夕日。
やっぱり、社会復帰は遠い。
すっかり冷え切ってしまった。
夕食は質素にするか。と話していたけど、あまりの寒さに鍋がつつきたい。
食材を買って、キムチ鍋。
禁酒の意志は、あっさり崩れた。
でも控えめに。
明日こそ出発だ。