明日こそ、出る!とちんは言いました。
ベロベロさん「明日僕休みだから、みんなで小国に遊びに行くのに?」
ちん「だって、いつまでも出れなくなってしまうもの。」
ベロベロさん「明日は雨だよ。明後日晴れるから、明後日出ればいい。大木もあるし、お寺もあるよ!」
ちん「……(土地的に雨天走行は避けたい。大木も寺も好きだ…)」
ベロベロさん「じゃあ明日ね!」
ちん「う…、は、はい…。」
こうしてまた延泊が決定したのです。
朝、真昼間からの酒が祟り、非常に辛い。
気持ち悪い上に、全然寝足りない。
しかも、天気予報を覆す晴天。
まあ、何にしても晴れている方が良いからね。
ベロベロさんの車に、HGさんと、昨日から宿泊のERちゃんと乗り込んで、レッツゴー!!
…気持ち悪っ…
最初に向かったのは、隠れた名所、ケヤキの大木。
遠くからでも見えるその巨木は高さ33m!
見上げても、視界に入りきらない程に巨大。
すごい…神様だ…
太くて立派な幹に反して、新緑の淡い葉色が柔らかい。
圧倒。
続いて向かったのは『千光寺』。
お堂の中にはかなり古い千手観音像と、十一面観世音菩薩像が佇んでいた。
みんな不思議と背筋が伸びる。
苔むした石段、灯篭、湿った空気。
言葉少なに、まるで聖地の様な境内を歩いた。
歴史のあるお寺や神社には、凛とする不思議な力がある。
満願寺のすぐ近くには、川が流れていて、天然記念物の藻が生えていたけど、
それより驚いたのは、川の透明度。
魚がうじゃうじゃ泳いでいる。
そんな道沿いの川に温泉!
湯加減は少し温めかな…というか、道路から丸見えなんですが、入る人いるの…?
地元のおばあが、温泉で洗濯をしていた。
なんとも絵になる。
でも、洗濯の洗剤を思いっきり川に流していた。
さ、魚大丈夫かいな。
いったん車に乗って、今度は『鬼の継ぎ石』へ。
昔、鬼たちが石を積んで遊んだ…という伝説。
確かに、自然に出来たには綺麗に積み重なっているし、人が積んだにしては大きすぎる。
押戸石の岩も、鬼がお手玉をして遊んだ跡だとか。
小国には、鬼の伝説が残っている。
再び車に乗り込んで、水分補給。
川の源流の湧き水をがぶ飲み。
冷たくておいしい!
水筒につめてお持ち帰り。
まだまだ続くよ!ベロベロさんツアー。