1泊の予定で来た阿蘇。
昨日たくさん見れたし、今日出発しよう!
と、パッキングを済ませ、一息入れていたら、HGさんが、四国に詳しいそうで、ちょっとおしえてもらう事にした。
ついでに、次に行く別府のお風呂も教えてもらって、さらに、この後沖縄に行くと言うので、
オススメのお店を紙に書いたりしていた。
そして、少し話しに花咲いてしまって、ふと時計を見たら、もうお昼だった…。
もはや出発の時間では無いぞ…。
でも、出ようかなぁ、と思っていたら、今日バーベキューをするって…
でも…
「じゃあ、草千里見てきて、帰ってきたらいいじゃん。」
位置関係的に、今日見る予定の草千里は、別府とは逆方向。
どっちにしろ阿蘇に戻って来るなら、バーベキューに参加しようかな!!
パッキングしたフル積載のまま草千里へ向かう。
大観望で見たスリーピングブッダが、どんどん近付いてくる。
どんどん近付いて山の裾野が目の前に広がっている。
あんなに遥か遠くに横たわっていたのに、もう手が届くほどに近い…。
そして、『草千里』の名の通り、一面が牧場。
頭の中にはヨーデルがかかっていた。
ここは日本ですか?
この現実離れした景色は何ですか?
道の端の看板には、『牛、馬優先』
開放的で、牛や馬がゆったりしてて、眼下にはたくさんの水田が広がっている。
風が強くて走りにくいけど、その風と、この空気が、心の悪いもの吹き飛ばしちゃうみたい。
展望台を通り過ぎ、HGさんオススメの景色。
一面草!木が無いのでまた、爽やかさを増す。
しばしボ~っと山を眺めていたけど、あんまり風が強かったから、寒くてちょいともよおした。
目の前のレストランに入ってトイレを借りて、ベンチに座っていたら、じゃけんさんから電話が。
「何時に帰ってきます?!もう始まりますよ!」
えっ!?もう?
ほんとはもう少し進んで、煙の上がっている火口を見ようと思っていたけど、引き返すことにした。