少し進むと『日本一のアーチ橋 天翔大橋』が見える。

すっげー!!

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通りすぎたけど戻って通ってみる。

ふわああ!!
こっ怖い~!!!

あんまりにも高くて、生きた心地がしない…。

しかし、元の道に戻らなきゃないからUターン。

横、見れませーん!


国道に戻り、高千穂に向かうが、風強い。

煽られて倒れそうになった。

国道に、『天岩戸神社』の看板があったから、躊躇わずに向かう。

団体旅行さん達に混ざって、岩戸を案内してもらう事にした。

最初に、御社の前でお祓いをうけてから、天岩戸へ。

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天岩戸は社の裏手にある。

神聖な場所だから、撮影は禁止。

目の前に谷があって、谷に向かって屋根がかかっていて、屋根の梁が斜めになっていた。

その方向に、洞窟があった。

切ったように裂け目があり、裂け目の中腹くらいに、穴が空いている。

木が覆い繁っている為、洞窟の右側の側面しか見えなかったのだけど、

神職も村人も、何人たりとも入る事は許されていない神域だから、そのまま、朽ちているのだそう。

裂け目も、崩れた後だそうだ。

続いて、神楽殿。

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舞台を囲む様に、模様を切り取った白い紙が張られている。

これは『彫物(はりもの)』といって、五行が使われていて、方角によって模様が違う。

神聖な舞台だ。


少し離れた所に、天照大神が閉じこもってしまった時に、八百万の神様達が集まって相談したという『天安河原』がある。

『仰慕窟(きょうぼがいわや)』という大洞窟。

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川の水音と、鳥のさえずりしか聞こえないような河原に、石がつみあげられている。

それはおびただしい数。

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積み上げると、願いが叶う…と言われている。

その眺めはとてもこの世とは思えない。

賽の河原を思わせる。

私達日本人に流れる血の底の部分で、ここが、何か特別な場所なんだと感じるんだと思う。


この天岩戸神社は2つあって、今のが、天岩戸が御神体の『西本宮』、川の反対側に、天照大神が住んでいた『東本宮』とある。

東本宮は、石段がズラリ。

うひ

木々に囲まれていて、何となく稟となるたたずまい。
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奥に、杉の大木の根元から湧き出る御神水があったので、渇いた喉を潤させて貰う。

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しかし、飲んでる間ずーっと蠅にたかられ、早々に退散。

石段を下りてる間も着いてきよる。

むーん!

わしゃまだ生きとるぞ!!

バイクに跨がり、振り払うように走り出した。


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