出港時間を何故か勘違いし、さらに入港が遅れ、無駄に港で待機…。
バイクで乗り込み待機中に、島人に声をかけられた。
奄美大島の人らしいけど、徳之島にも精通している模様。
キャンプをすると話たら、
「どこで!?」
目星をつけてたキャンプ場を言うと、
「いやー、一人じゃしないほうがいいよ!あまりに淋しいよ!
港からも遠いし。」
まじすか…?
でも、節約したい…
すると、安い宿を何件か教えてくれた。
「絶対ホテルかどっかに泊まったほうがいいよ!」
う~ん…そっかー。参考にします。
情報、ありがとうございます!
入港が遅れたら、当然、出港も遅れる訳で…。
小一時間遅れで出港。
えー、着くの夕方になっちゃうなー…。
でも、節約………。
フェリーはすんごく綺麗だった。
今まででピカイチ☆
キャッホー!とウロウロしてから、食堂に座って本を読んでいた。
今日はいつになく、揺れが激しいなあ。
んぷっ…
…ん?やばい…?
外へ出て、ごまかす。
しかし、暑いし、風がほんとに強くてグッタリしたから、また船内に戻った。
んぷっっ…!
ダメだ!!!
トイレに駆け込む。
こんなに船酔いしたのは初めてだよ……。
しかも、女子トイレのいたる所からゲーゲー聞こえる。
ほんとにこんなの初めて。
今日は特別揺れてるのかな…?
ゲッソリして、食堂でつっぷしてた。
ぐあー、キツイ。
17時、入港。
私のバイクの前に停まっていたバイクにも、キャンプ道具が乗ってた。
降りる前に、そのバイクのおじさんに声をかけられた。
「キャンプですか?キャンプ場はどこにありますか?」
私は、自分が調べたキャンプ場を教えたんだけど、そのおじさんは地図を持っていなかった!ツワモノ!!
地図を見せて説明してたら、。
「徳之島にはハブがいるから、ハブが、ハブが」
としきりに言われ、ビビる。
港の案内所で、おじさんがキャンプ場を聞いてくれて、教えてくれた。
とりあえず見に行ってみるか…と向かうも見つけられない!
ヤバイ、日が暮れてきた!
じゃあ、教えてもらった安宿に行ってみよう。
幸い観光マップに載ってたから電話してみた。
「満室です。」
NOーーーー!!
じゃもう一回キャンプ場探し。
海沿いのはずが、見つからないから違う道に行ってみた。
…山登っちゃってるじゃん。絶対に違うわ!!
再び海沿いをウロウロ。
ひーんっ見つからないー。
しょうがない、もう一件、教えてもらった宿に連絡してみよう。
「満室です。」
「あの、大部屋があるって聞いたんですが…」
「あー、大部屋ならいいですよ~」
良かった!!
すぐに向かい、受付。
すると、私の顔を見て、
「大部屋じゃ可哀相だから、一軒家貸してあげる。」
大部屋は男女一緒で可哀相だからと、社長宅を貸してくれる事に!!
まじすか?!
まさに別荘ばりに一軒家を独り占め。
あれ……節約は…?
