なかなか快適だった座イス布団。


さて今日は、バイクの駐車場の支払いに行かなきゃ。



先月の半ばから、月極めの駐輪場を借りていた。


住まいの駐輪場では、ガタイの大きい相棒は収まりきらず、ついに苦情が来てしまっていた。



駐輪場は、とまりんにある。


住まいからだったら、徒歩で10分くらいだったけど、猿宅からだと20分くらいかかってしまう。


遠い…。


でも月¥2000なんて破格の所、他には無いんじゃないかな。


お休みの猿に車で送ってもらい、さっそく3月分の支払いを済ませる。


これで一安心。



ふと、道端に目を向けると、ハイビスカスが咲いていた。


よぅそろお-09-03-02_12-28.jpg


もう、夏はそこまで来ている。


今なら、旅立つのにいい季節かもしれない。


でも、沖縄を離れられない理由があった。



私とTちゃんには、もう一人、幼馴染がいる。


勉強の為に東京に出て、働きながら学校に通うとんでもない頑張り屋さん。


彼女、Nちゃんは1度、ゲストハウス住まいの時に手紙をくれていた。

だいぶめげはじめていた所に、Nちゃんの言葉達は、私を下から支えた。

まるで鏡のように、お互い映しあって、励ましあう。


そばにいた時とは違う絆。


お互い沖縄にはちょくちょく遊びに来てはいたけど、3人集結する事が無かったから、

今、私が居る間に来て!としつこくラブコールを送っていた。


期待を裏切らない彼女は、3月の末、忙しいスケジュールの合間を縫って来沖してくれる事になったのだ。



初の沖縄3人集結!


沖縄から出れる訳が無い。





私は思う。


Tちゃんしかり、Nちゃんしかり、猿しかり、そして、地元から、いつも気にかけてメールをくれるあの子、Mさん…


友達が、こんなにもありがたいなんて、気付いてるふりして、全然気付いて無かった。



沖縄という遠い地で、がんばって良かった。


今ある絆が、ずっとずっと強くなったと実感するから。



ああ、『無駄』なんて、本当にないんだな。