楽しい夜が訪れた。
住まいでは相も変わらず宴会が繰り広げられる。
私は最初、飲む気は無かったけど、ビールをわざわざ買って来てくれたんじゃあ飲むっきゃなかろ。
男性陣が、つまみを作ってくれて、食えや飲めや大騒ぎ!
いやはやもう笑いすぎて疲れたくらいだよ。
飲ん兵衛が集まっちまったな。
住まいのゲストハウスの長期のお客さん達は、旅行というより、生活している。
ここから会社に行って、ここに帰ってくる。
だから、今は『スタッフとお客さん』じゃなく、『同居人』。
旅行中じゃないだけに、その人達のディープな面に触れる事が多い。
様々な精神的問題を抱えている子や、再現VTRのような経験をしてる方々。
普通に聞いたら、ちょっと引いてしまう話しでも、みんな笑い飛ばしながら話す。
タフなのか、受け入れてる最中なのかは分からないけど、楽しい宴が、少なからず、彼等の救いにはなっている様。
かくいう私も、笑いながらおしゃべりする事で、憂鬱な事から開放されるし、ゲストハウス暮らしを楽しめてる。
ただ一つ、問題なのは、肉体的疲労…。
何事も『適量』が大切ですな。