ポジショニングに失敗して、あまり良く寝れなかった。
でも、夜から雨は上がり、それは美しい星空が見えたから、気分はいい。
今日は、白谷雲水峡へ。
バイクで途中まで行き、後は徒歩。
出だしから、岩を登る。
過酷な予感。
岩や木の幹に、苔がたっぷり生えてて、どこもしっとりしてる。
まず、最初に現れる杉は、『二代杉』
切り株の上から、新しい芽が出て、それが立派に育ってる。
命の『交代』じゃなくて、『継続』
せっかく来たんだから、険しいけど、有名な屋久杉がある、原生林コースを選ぶ。
運動不足にはこたえる登り道。
どんどん険しくなる。
道と比例して、森も深くなって来た。
次々に現れる、名のある杉の大木達は、一本で生えてるのではなく、たくさんの着生植物に囲まれている。
お互いに成長を続け、お互いに寄り添うように形を変える。
どうゆう事で、こうゆう事になったの?と聞きたくなるように、絡まり合って、こんがらがって、塊みたいになってる所もあった。
こんなになってるのに、みんな勢いを感じるほど、生命力がみなぎってる。
日本とは…いや、現実世界とは思えない光景だった。