一度、宮之浦に戻る。

これで、丸々一周した。

もう、色んな事を感じ過ぎて、容量パンパン。

でもまだ、表面しか見てないのだ。この島は、どれだけ人の心を揺さぶるんだろう。


ひとまず、屋久島でのベースとなるキャンプ場を探す。

なかなか見つかんない。

私が贅沢なのかな。


島をグルグルして、雨も振り出し、かなり不安。

何故、下調べしなかったのだ!自分よ!

宮之浦を走ってたら、民宿にキャンプ場が併設されてた。

もう、ここしかない!

急いで受付。

一安心…ではなかった。

空が真っ黒だ…。予報は大雨。まじ?

風も強い。とても不安にかられた。

あまりに不安そうに見えたらしく、S氏、キャンプ場にあるバンガローでもよいと、お許しをくれた。

料金は倍だけど、ビクビクするよりいいよね。

バンガローの中には何もなかった。

いや、正確には、虫しかいなかった。

今夜は、雨風の心配はいらないが、虫屋敷で、物音にビクビクして過ごす。


どっちが良かったのか…?