石見銀山へ向かいひた走る。


どうやら、途中からバイクでは行けない様子。


石見銀山世界遺産センターにバイクを停めて、歩いて行って見ることにした。



行く途中の散策路には、『まむしに注意』と書かれた看板が、そりゃあもうたくさん。


ビクビクしながら進む。


いなくて良かった…。



散策路を抜けて進むと、古い町並み。


田舎の里山といった感じで、観光地らしからぬたたずまい。


落ち着く…。水も綺麗。どんどん島根の株が上がる。



石見銀山のすごい所は、鉱山でありながら、森と共存している所なんだそう。


確かに、とても豊か。


なんと、猿までいた!


川には魚。


のびのびと姿を見せる。


ウスバカゲロウや、カラスアゲハ、バッタなど、普段見たら興奮しちゃう虫も、普通に目の前に現れる。



運動不足で、二人してヒーコラ言ってたけど、たくさんの出会いに楽しみながら歩けた。



そしてたどり着く『龍源寺間歩』


入り口に近づいただけで、ひんやりとした空気が肌をなでる。


08-08-18_16-09.jpg
白い冷気も流れ出ていて、ただ事でない雰囲気。



中に入ると、結構広い。


昔、今ほど道具が発達してない時代に、これだけの穴を掘るなんて…。


壁をノミで削った後も、鮮明に残っている。


たくさんの横穴もある。
08-08-18_16-14.jpg


人の力ってすごい。




外に出ると、すごく暖かかった。


帰り道も、猿発見。


そして、田んぼの水をよーく見ると、イモリ、おそらくメダカと思われるお魚、ヤゴがいて、


ほんとに水が綺麗なんだと感心してしまった。




バイクの所に戻れた時は、すでにヨレヨレになっていた。


とりあえず、広島まで走ろう。


島根、さようなら!



ひたすら走る。


広島の都会ぶりは、市街地に入る前からの4車線で十分分かった。


しかも、いざなわれて曲がりたくない所で曲がったりしてしまって、迷子になる始末。


私はさっぱり役に立たないから、S氏が頑張って、何とか軌道修正してくれた。


すまない。



あまりの空腹に、ラーメン屋に滑り込む。


08-08-18_21-34.jpg
なんておいしいラーメンなんでしょう!


大盛りもぺロリ。



食べたら、猛烈に眠くなる。




さて、近くにある漫画喫茶で、ゆっくり休みましょう。


休めるかなあ…