08-07-19_16-111.jpg

函館アタックを決心して、富良野を後にするも、

混んでるし、峠だし、分かれ道の度に逆走するしでちっとも前に進まない。


逆走しないために小まめに地図をチェックすると、これまた前に進まない。


じりじりと太陽が照り付ける。


こんな青空の下、知床を走りたかった。

ふと、そんな事を思う。

中々進まない焦りと、寝不足のせいか、肩凝りのせいか襲い来る頭痛。
そして眠気。


函館まで無事たどりつけるか不安になって来た。

それでもひたすらバイクを走らせる。


札幌にたどり着く前に4時になりそうだった。


現在地を確認するため入ったコンビニで、青森出身というご夫婦に声を掛けられた。


函館まで今日中に着けるか訪ねてみたら、

「今日中には着けるけど、夜中になるよ。
苫小牧なら2時間だけどね。」



この一言で、行き先を変えた。

苫小牧からフェリーに乗るかは置いといて、少しでも南下したい。

一瞬小樽に一泊しようかとも思ったけど、函館に行くのには、
少し戻らなきゃならない。
元々、美瑛を見たら最短で帰る予定だったから、
苫小牧に決めた。


さっき、苫小牧への分かれ道を通り過ぎて来たから、戻らなきゃ。



もう、何回Uターンしたか分からない。


目的地がはっきりして少し安心した。


苫小牧に向かう!