霧ヶ峰からビーナスラインを北に。

霧まで出てきて冷える。
カッパ着てきて良かった。

これじゃあ展望は期待できないなぁ。

すると非常に見覚えのある所。

和田峠茶屋の分かれ道。

前回、ここで左右を間違えたんだよな〜。

やっぱりスムーズに行くよりアクシデントあったほうが覚えてる。

ほんとはここを曲がって真っ直ぐ日本海側へ向かうつもりだった。

でも、今それは無性に惜しい…!

てわけで、美ヶ原へGo!!

気をつけて…慎重に…


大展望台 三峰茶屋より。

晴れてる…!!
大きなお山は雲に隠れてしまってるけど、来てよかった!
前、ここで写真取ってたら隣にいたじっちゃんが山の名前教えてくれたんだよね!

思い出を辿るって贅沢だ。

さらに進みます。

確か美ヶ原に道の駅あって、そこからの展望が真っ白で見れなかったから再アタック。

山の天気は変わりやすく、霧が出てきた。
あー、今回も嫌われちゃったかな…

ここらへんだったような〜みたいにしてたら間違えた。
で、ヨロヨロUターンして行ったり来たり。

観光案内板があったから立ち寄る。

マスツーリングのおじさま達が集ってる中ズカズカと地図の前へ。

ん…、ん…?うーん…

「どこまで行くの?」(超気さく)

「美ヶ原です」

「ああ〜それなら……」(超気さく)
と次々に教えてくれる。

こう行って、こう!(超気さく)

…こう…?(あやふや、寝不足続きで脳が3分の2閉じてる)

あまりに下ってたら間違えてると思って戻ればいいから…(シャイなおじさまがキメの一言)

ふおお…!!ありがとございます!!

電池の都合上ナビ使いたくなかったから大変助かります!!

みなさんも、気付けて、楽しんでくださーい!!

朗らかに手を振られ、気分は急激にアップ↑

からの、

もう、来たの後悔したよね↓

何このおっそろしい高度のヘアピンは…
こんなだったっけ…?
腰抜かしちゃうぞ?
まだなの?

まだ…?

腰抜けるぞ…?


そしてたどり着くは晴天の美ヶ原。

岩手山とほぼ同じ標高。

山の説明パネルを参考に、
パネル左側
パネル右側

山頂に雲はかかってるけど、それがまた神秘的で美しい…

雲にも手が届く。

来てよかった…!
本当に、来てよかった!!!

諦めなくて良かった…
昨夜、サバ缶も食べた。

寝る前に汁を処理しようと缶を持って歩いてたら蹴っ躓いた。

ビシャ!

あっ…

サバ缶汁がウルトラライトダウン(パチモン)の左袖にぐっしょり。

まるで吐瀉物のようでしばらくボー然としてしまった。

水道で洗うくらいしか手はないが、洗っても洗っても臭い。

サバ缶好きなのに、匂いだけだとこんな不快なんだ…

つか、その前に
汚ねっ!!

今朝、ウルトラライトダウンの下に着てた服を見たら、たくさんの羽毛が抜けて引っ付いていた。

…捨てよう。

臭い上に汚くて、毛が抜けまくってスカスカになるほど使い込まれたなんて
きっと本人だって満足してるはずだ!!

霧ヶ峰で星屑になぁれ!!

撤収時にお別れしてきた。

その道々。

ポロッ
ポロッ

あの、誰か片脚裸足になってませんか?

リアカー大変だからね、脱げても気づかないよね。


あんなに朝日が眩しかったのに曇ってきちゃった…

富士山は拝めないなぁ。

昨日からテントで同居してた彼。

さよなら。

空が白んできてからようやく少しトロトロした。


2時間くらいか。


やっぱり傾斜あるとキツイ。

しかもコブが少しあってフッと寝付きそうになると体が痛くて覚醒した。


連日の体の疲れより、体のこりが原因のように思う。



昨日同様動いてしまったほうが良さそうだ。


今日から復路だ。


関東側を帰ろうと思っていたが、どうやっても過酷になってしまうので、

再び日本海側から帰ることに決めた!


海沿いを真っ直ぐ辿って帰る。


今日は無理せず、走れるところまで日本海へ向かってホテルに入る。




どうしよう…


今日も寝れないんだが…


今の位置的にもう峠を超えずには北上できないのにこの体調。


もしかしたら最悪の事態かも。