左側の犬歯が生え変わらず、半世紀近く乳歯とともに生きてきたが、ついにそのときは来たようだ。


煎餅、フランスパン、赤身の肉など、注意に注意を重ね、この時まで共に歩んだ。


まさか、キャベツの芯とは…。



揺れている。


が、まだ…だ…


まだ、喰らいついている…!



歯ブラシの刺激すら致死的にも感じるが、まだだ、お前を信じる。