長い睫毛というのは、いかんともしがたい魅力がある。
伏し目がちの時も、見上げたときも、真っ直ぐ見つめられるときも、長い睫毛に縁取られた目には吸い込まれるような色気を感じる。
その神様からのギフトを、全く自覚していない様子の人に萌える。
非常に厄介だから10年ぶりのあの病院へ行かなければ。
あの、真っ直ぐと前に延びる漆黒の睫毛を持つ耳鼻科の若先生のところへ。
先生に耳の中見てもらわなきゃ(恥ずかしい…)
昨日は発作で立っていられないほどの目眩だったせいか、いつもの淡々とした口調ながら
「ここで休んでいきますか?二時間くらい(点滴)」
と誘われちゃった。
諸事情により断らなければなかったのが残念。
次の発作の時には、ぜひそうします(点滴)
めんどくさい通院も睫毛先生に会えるなら足も向く。
なのに、先生ったら薬2週間分も出すの?
先週までは1週間分で「また来て(検査に)」と言ってたのに…!
もしかしてメニエール病に飽きたの?
早く治って欲しいけど、睫毛先生に会えないのは寂しい…