物心ついた頃には枕元にあったタオル。

大事なのは端の耳の部分で、眠りに落ちながら指で挟んで擦るのが癖だった。

長年擦りすぎて破けて半分になってしまったけど、
手放せず毎夜モミモミしている。

洗濯すると固くなるから、もういつ洗濯したか記憶にない。

あまりに使い古してる為、代わりの何かを見つけたいが、近年のタオルは耳が小さくて固いから見つけられない。

思い返すとまたあのタオルを触りたくなる。


これこそ、ライナスの毛布と思いません?