目覚ましかけなかったら、なんと10時半まで寝てた。
「疲れてたのよ~」
って朗らかに笑いながら、寝坊助に朝御飯をだす。
旅館かい!というぐらいのゴージャス。
しかも大量。
かれこれ一時間はずっと食べてたと思う。
お腹一杯になったから、昨日泥まみれになったテントやキャンプ用品の手入れ。
一人でやるつもりだったけど、とっても手伝って貰って助かっちゃった。
でも服汚れるからそんなもんで良いですから!
相棒も磨きあげたら、黒々と輝きだして嬉しくなっちゃう。
途中カフェ・オ・レ入れてもらって休憩しつつ、相棒のかっこよさも自慢しつつ、よし!雨リセット!
ただ、テントに穴が空いていたのを発見して少々へこんだ。
まだ3回くらいしかこのテント使ってなくない?
前は穴開けることなんか無かったのに…
扱い方忘れたのかなぁ。
あらかた完了してお部屋に入ったら、お芋とか佃煮とかまたまたたんまり食べ物と、おビールが用意してあった。
私ゃ殿様かい!!
気遣いの天才なのは知ってたけど、上膳据膳にもほどがあるよね。
でも甘えるんだ~♪
ビール飲みながらまたお喋りして、暗くなる前におばちゃんの運転する車に乗ってレストランディナー。
何か思ってたよりずっと高級なお店だぞぃ。
多摩湖を一望する中華料理屋。
プレることなくラーメンを食べる私。
だけどフカヒレ麺よ?
他にも小籠包、海老シュウマイ、海老とアスパラの塩炒めを二人で食べる予定が、
おばちゃん味見くらいしか食べない!
私に食べて欲しがってる!
食べて食べて!!手伝って!!
「そんなこと言わないで食べてちょうだい!」
男の子二人の母であるおばちゃんの基準は、きっと思春期の男子。
私もう中年だからそんなに食べれない(泣)
と言いつつ平らげて(だっておいしかった)、狭山湖周遊しながら帰宅。
帰ったら私の好きな金麦を出してくれたからまたお喋りしながらたんまり飲んだ。
母方の家系はみーんなおもてなしせずに居られない性分みたいで、
もう亡くなったおばあちゃんも遊びにい行けば、ちっとも座らないでお菓子やらなんやら出そうとしてた。
おばちゃんも母もおんなじ。
今回は、とにかく甘えるつもりで来てた。
そしたら、どんどんおもてなししてくれるから度を超して甘えてしまった。
それでも私の面倒を嬉しそうに見てくれるのを見ると、やっぱり甘えても良いわよね!って都合の良いように解釈。
いつまででも居たいくらい居心地が良い上に、上膳据膳だけど、天気を見つつおばちゃんの都合を見つつしたら、明日出発が一番良いみたい。
すごく寂しいけど、明日出るねって言ったら、
「一人だからいつでも来てね。16日以降は何も予定なくてすることもないから。」 って何回も言ってた。
何回でも来る、またお世話になっちゃう!
またお世話して!っては言わないけども、楽しんで貰えたなら何度でも来るよ。
でももう次来るときはこんなに気を使わないでね!
そんで食べ物も、半分でも多いくらいだからね…
ここに来てから明らかに太った。
たった二日で。
空腹の時間一時も無かったからね。
お庭で採れる柚子をたっぷり入れた柚子風呂に入って寝る前のお喋りをしてから、この度最後のこのお布団にくるまった。