布団から起きるの辛い…。
疲労感を残しつつ筋肉痛をトッピングする仕上げになっています。
朝風呂に入って揉んでみたが、思った以上に痛くて断念。
頑張ってパッキングをしてチェックアウト。
お宿のおじちゃんに寒がりの人の見分け方を教えてもらいつつ、出発!
お世話になりました!!
結局完全なるお姿をまだ見れてない岩木山に向かう。
白神山地から向かう道ですでに悠々と見えていました。
山頂のほんの僅かな部分だけが雲を被っていたけど、ほぼ全身!
美しい…!!!
赤々と実ったりんごの似合う事よ。
そしてやっぱり岩手山に似てるよ。
同じ独立峰だからなのか名前が似てるからなのか、親近感が湧く。
岩木山の周りの道を走ろうと向かったら、岩木山神社にたどり着いた。
今日は寄るつもりじゃなかったんだけど、でもそっか、挨拶しよう。
こんなに大きな神社だった記憶がない…。
膝を笑わせながら参道を歩いていたが、恐山から集め始めた御朱印帳を忘れてしまったため長い参道を戻る。足が…。
再び歩いていて気付いたんだけど、楼門の後ろに山頂が見えてる…。
雲が、無い。
なんという事!!
今!雲を取り払って姿を見せてくれた!
ああ…!神様…!
文化財も散見する境内は、煌びやかな中に、降り積もった時を感じさせる神聖な空間。
隠れた狛犬が、見てるよ。
邪なものは近寄れないよ。
この狛犬は覚えてた。私の中の岩木山神社の象徴みたいなものだった。
慎ましく参拝して、御朱印をお願いしている間、またおみくじを引いてみた。
吉と出ました。
内容もそれはそれは嬉しくなるようなものばかりでした。
記帳してもらったところに大切に挟んでおいた。
以前来た時とは違う、山神様の歓迎を感じる…。
(擬宝珠に止まる鮮やかな赤とんぼ)
そしてバイクで走り出したけど、やっぱり、歓迎してくれてるんじゃないだろうか。
ごつごつと険しい山頂と広い裾野をふんだんに見せてくれる。
道を進むたびに表情を変え、きれいな円錐になったり、険しい凹凸を見せたりと惜しげもない。
口をついたのは
「ありがとうございます」
という言葉。
息を飲むような神聖な山容に、目を奪われてよそ見運転しまくり。
どこまで進んでも岩木山はこちらを見ていた。
しかしよそ見運転ができないほどの峠道に入る。
こんなに過酷な道だったかしら?
間違えてない?
と思いつつも目当ての県道が見つかって、間違ってなかったことを知ったのだけど、
これは完全に都合よく考えすぎだけど、山の神様が
「よそ見運転、だめ、絶対」ってしたんじゃないの?
なぁんてね…。
目当ての県道から鯵ヶ沢へ向かう。
ちょっと迷いつつもちゃんと見つけた目的地。
海を臨む素朴な商店。
その目的はこれだあ!!
モックモクでかわいい、わさおーーー!!
薬研で会った高清水さんが、「わさお会えるよ?」と教えてくれてた。
そんなら会いに行くしかないでしょ!今でしょ!
もう予想以上に可愛いわさお。
足をペロペロしてるわさお。
眠たげなわさお。
ぐおおおお!触れないのが辛いーーー!!
と、ふと隣を見ると、
悲し気な顔でこっちを見ている…。
皆有名なわさおにばかりカメラを向けて声をかけてたから…。
そんな顔、しないで。
わさおで有名だけど、ここは以下の一夜干しを売ってるれっきとしたお店。
なので、いただく。
干してるから旨味が凝縮。
そして一杯分と言う大容量で食べごたえ抜群。
こりゃビールのお伴だよね。
座り込んで手づかみでむしゃむしゃしてたら、何かカメラを持った人たちがあわただしく動き回ってる。
そしたら、動物とお話しできるというあの女性がワゴン車から登場。
そんでわさおとお話ししている模様の女性。
何しろ英語だわイカ食べるのに忙しいわでよく見てなかったけど、
もしかしたら、我が相棒テレビに映っちゃったかも!?
イカを食べ終わったら、もう一度まったりいてるわさおを一目見てから
(手舐めるの好きなんだねぇ)
出発!
進路は自宅。
この後台風のため、いったん帰還いたします!