母 「人生は選択の連続なのよ~」

 

 

たしかに。

 

今夜の夕ご飯の選択。

 

おビールを飲むか休肝するかの選択。

 

シャワーは夜にするか朝にするか、湯船に浸かるかの選択。

 

引っ越しするかの選択。

 

引っ越すなら、引っ越し先の選択。

 

ちっちゃなことからおっきなことまで、毎日毎日選択してる。

 

うん。

 

で、けっこう私、その選択ミスる。

 

意地はっちゃったりビビったりはっちゃけたりして、何だかあらぬ方向へ思いっきりハンドル切る時、あるある。

 

後、圧倒的についてない時がある。

 

出来れば、次のおっきな選択は間違いたくないな~。

 

でも今私ある意味モラトリアム期間だから~。

 

なんて、ちょっと油断していたのは否定できない。

 

日々是勉強~って働いていたら、もうワンステージ上に上がりませんか?

と、会社のお偉いさんに呼び出されて告知された。

 

正直、荷が重い。

 

後、この会社に骨埋める気無いんだよね…

 

だって並行してやりたい事あるし。

 

この申し出を受け入れてしまえば身軽には動けなくなる。

 

まあ、檻に繋がれるわけではないけど、私の気質的に自分で自分を閉じ込めちゃうのが目に見えてる。

 

そして、すでにいっぱいいっぱいの所多々あるのにこれ以上を求められても困るというか…。

 

「絶対ヤダ」と、お話もらうまでは思ってました。

 

そして今もそう思っているんだけど、なんつーか、私の中にかすかにある野心が騒ぐのよ。

 

「これ、チャンスだぞ」

 

って。

 

しかもあろうことか

 

「ラストチャンスかもしれないぞ」

 

と。

 

 

まあね。まあわかるよ野心君。

 

君の言いたいことは非常によく分かってる。

 

齢36。

 

ぼちぼちほいほい行動してはいけないお年頃。

 

腰を落ち着けて、地に足をどっかとつけねばなるまい。

 

普通であれば、むしろ望んでそのポジションに着きたいはずなんだ。

 

何しろ給料も上がるし。

 

 

うーん…

 

 

お金は欲しい。

 

せめて「今月ピンチ!」って、行きたいツーリングも温泉もあきらめてしまわないくらいには。

 

だけど、お金欲しいけど、お金と引き換えるものが割と強大で…。

 

何てゆうか、私ったら割と繊細なところがあるもんで、あまり頑張りすぎると、下手すると心病むんだよね…。

 

ほんとそれだけは避ける方向で選択したいんだけど、そう言ってるといつまでも弱いまんまな訳で。

 

 

ぐるんぐるん。

 

あれを考えるとこっちが立たず。

 

 

あと、完全にこれは余談なうえに無駄な思考だけど、以前の職場で同じように取り計らってもらったことがあって、その申し出を受けた結果が散々だったからちょっぴりいやな気持ちになっている。

 

まあ、ほんと余談でくだらない小話だけど。

 

 

さあて、お盆明けまで時間もらったからゆっくり考えよっと。

 

 

つーか、私、今仕事に夢中なんだなぁ…