ちょいと温泉にでも浸かりたいなぁ…。
最近だんだんその気持ちが強くなってきた。
休日に(夕方まで引きこもってしまったが)いそいそと相棒に跨っていざ温泉!
盛岡市内を抜けて、46号線へ。
46号線から、繋交差点を小岩井方面へ右折。
右折した途端に空気が変わった。
ひんやりと冷えた秋の空気。
傾いた西日は真横から、緑のトンネルの隙間を縫って刺さってくる。
その色づいた陽射しがまた、秋の装い。
少し肌寒さを感じながら小岩井農場の眩しい牧草を眺めて駆ける。
牧場に生えてるススキが秋風に乗せられてモッシュしてた。
♪すーすーきーのー中ーの子、いちにーのさーんにん~♪
秋になると、この歌口ずさんじゃうんだな。
小岩井を通り過ぎて、お気に入りの温泉へ一直線。
あんまり久しぶりだから、道間違えたかと何回も不安になった。
しかし私は正しかった!ちゃんと到着!!
って、『日帰り湯休止中』ですとおおおぉお!?
うぬぬぅ…。
そのまんまUターン。
そしてすぐ近くにある玄武温泉へ向かう。
玄武温泉でお気に入りだったのが足湯。
まずは足湯に浸かりましょう。
肌に触れるとビリビリと刺激を感じるほど強い泉質。
くっううううう~~~!!キク~~~~~~!!!!!
慣れてくると刺激もおさまってじんわ~り。
しばらくして足をみたら、温泉に触れていた部分が真っ赤っ赤。
効いてますね。
湯気の上がる足に靴下を被せて、ちょいと周りを散策。
崖のすぐ下にある玄武温泉は景色も素晴らしいですな。
「がぁがぁ・・・」「ぐわっぐわー・・」
何故っ??!キミたちどしたの??!野???
少しなつこいとこ見ると飼われている模様。
ああんっかわいい。抱えてみたいわ。
足湯入ったら何だか面倒になった。
帰ろっかな…。
黄金色の田んぼに電線、山に隠れる赤い夕陽、昔っから知ってる風景なのに、
何でこうも飽きないのかな。
雫石を走り抜けたら、また繋十文字。
いつものごとく右折して、温泉街を通過…
やっぱり入りたい!!!!!!!
通過できずに目の前の温泉宿へ滑り込んだ。
ここには半立ち湯くらい深いお風呂がある。
深いお風呂の浮遊感がたまらなく好きなんです。
ありつけた温泉は、全身を溶かすみたいで、ゆらゆらとお湯で遊んでた。
露天になってる半立ち湯に浸かりながら、空を見てたらどんどん暗くなってきた。
ライトで照らされたお湯から立ち上る湯気が、何とも雰囲気満点。
ああ、試験が終ったら、温泉宿に一泊しよう。
ほっかほか湯上り。満足満足。
真っ暗で冷え渡った9月の夜でも余裕さ。
近頃寝るのがめっぽうヘタクソになってたけど、今夜はぐっすり眠れそうだよ。
温泉、バンザイ。