当日。



早めに寝たから、早めに起床。


朝ご飯を食べたら眠くなったから再び就寝。


寝ている最中に、出掛ける姉が「いってらっしゃい」と言っていた…様な気がする…。


起きたら昼前。


今度は昼ご飯。


残りの支度を整え、昼過ぎ、出発。


カスケード-Image447.jpg

前は不安そうな表情を浮かべていた母。


今日は笑顔で送ってくれた。


走り出した背中が温かい…。



まずは給油にとセルフのガソリンスタンドへ。


そしたら管にまだガソリンが残っていて、入れようと傾けた瞬間に、タンクにガソリンがビシャー!


ひいぃ!


そしてパッキングの腕が鈍ったらしく荷物が傾いていた。


しょっぱなからコレデスカ。


タンクを拭いて、パッキングの手直しをして、いよいよ旅路スタート。


4号線をひたすら南下していく。



今度こそ快調な走り。


国道から見える稲の若々しい事。


目にもまぶしい黄緑色。


非常に愛しい。


そして、所々に生えるねむの木が満開!


ポワポワして夢々しくってとても好きな花。



己でも分かるほど穏やかな笑みを浮かべながらの走行でしたが、ううん、遠い…。


今日の目標は福島。


ううん、遠い…。



何度も通ったことのある4号線では、様々な思い出がある。


仙台くらいまでは、日本一周でお世話になった仙台夫婦のお宅に遊びに行った事を思い出していた。


ここで休憩して、ここで待ち合わせたなあ…とノスタルジー。


仙台を越すと、去年のラストツーリングで、ただ南へ向かって走った事を思い出した。


あの日は初日積雪してマジに死ぬかと思ったんだよね。


思い出を辿って走り続け、思い出を通り越し、もういいかげん休みたくなって、コンビニに入った。


時間確認の為にケータイを開いた瞬間、電話が来た。


名古屋在住のタマちゃん。


タマちゃんとは、沖縄で出会い、タマちゃんの実家浜松で2日間お世話になった、大切な旅仲間。


今回駆け足で、あんまり時間が取れない。


もしタイミングが合わなければ会えないけれど、もしかしたら会える。


電話のタイミングがミラクルだったから、きっと会える!



元気をもらって、また走り出す。


さっきからチラッと降ったりはしてたけれどいよいよ雨が降り出してきた。


何の時も、始まりはいつも雨…。


しかーし、卸したてのカッパを着込めば余裕~♪


バサバサバサバサ!


少しサイズ大きかったかな…。


そして、まさかの、寒い。


大きくたって、カッパの表面に何だか染み込んでいたって、水は入ってきてない。


雨が降り出して、気温がぐんと下がったのだ。



ヒーコラ・・・


福島はまだかいのう~