無題 | sick

無題

二週間ほど前から、仕事を手伝ってもらっている人間を自宅に招き、泊り込みで研修を行っている。

国内ホームステイのようなものだ。



まぁ、研修というか、そんな堅苦しいものでもないんだけど、とにかくスキルアップをしてもらうためにあれこれするっつーね。



これが会社だったら、かっちり時間通りにこなして、二時間に一度、十五分程度の休憩があり、昼休みがあり、それ以外はしっかり拘束されるというのが普通だろうけど、僕の場合は極力時間に縛られることなく、非常に気楽な雰囲気でやっている。

こういう環境は、おそらく時間を気にする日本人にはあまり馴染みのないスタイルかもしれないけど、時間という概念なり意識は、時に人の集中力を高めれば、著しく下げもする。要は「時間をどう使うか」ということが大切なのであって、「時間通りに過ごす」ということが必ずしも重要ではないと僕は思う。



一番大切なのは、僕自身も、周りも、ストレスを感じずリラックスして作業してもらうことだ。

ピリピリとした雰囲気から生まれる集中力もあるが、それは基礎的な集中力とスキルがしっかり身についてからの話。今回は、この“基礎”を強化するための研修なので、根詰めるようなことはしない。



訓練のために意図したストレスはいいが、意図しないストレスってのは大体不健全よね。その代わりに得られる達成感もあるけど。



基本的には好きなときに休憩してもらっているし、天気のいい日は気が向いたら散歩に出掛けたり、外食したりもする。



僕自身も学ぶべきものがある研修だから、想定しているプログラム通りに物事を進めたいけど、今のところ、うまくいっている。



何事にもメリハリをつけるのは大切。でも、絶えず(しかも一生涯に渡って)流れ続ける“時間”というものに縛られながら生きるのは、僕はあまり好きではない。時間なんて、所詮は概念。時計はほぼ時間通りに進んでいくが、人は時間に比例して成長するわけじゃないし、時間に比例して変わっていくわけでもない。気にし過ぎないのが一番(約束の時間は守るというのを前提の上で)。



一方で、ガチンコファイトクラブで辰吉丈一郎が言っていた「今日という日は二度と戻ってこない」という言葉は好きだ。「今日できない事は、明日もできない」という僕のモットーも似ている。人生のすべてが時間とともにあるとは思わないけど、時が過ぎれば過ぎるほど、持っている時間が失われていくのは確かだ。



要するに、気楽にリラックスしながら、最大限の力を発揮できるのが一番。



今回は、それをできるようにするための研修。



無理せず、達成すべきものを着実に達成していきたい。




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